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2003年02月23日 菌糸瓶交換
とうとう花粉の季節がやってきましたね。今週はじめくらいから鼻がムズムズしてきました。
まだ鼻が詰まるほどじゃいないんですけど、かなりブルー入ってます。

花粉の季節が本格的になる前に片付けちゃおってわけではないんですけど、今日は菌糸ビンの交換をしました。

個体によって成長の速度がぜんぜん違う・・・というよりオスとメスでは大きさが倍くらい違うので全部交換したわけではないんですけど、ビン側面の白い部分が1/2以上削られているやつを中心に交換しました。

よくよく考えてみると、前回の日記も「菌糸ビン交換」でしたね。クワガタの幼虫って霧吹きが必要なわけでもないし、サーモで温度管理されているし、ビンの中で劇的に変化するわけでもないし・・・書くことないんですよ(笑)。

ちょっと交換が遅いような感じがしますが、写真に写っていない裏側はあまり食べられていないので全体的には1/2ほど食べられているって感じです。

このビンはハチミツ600といわれているビンです。後ろにあるのがハチミツ1000。今回は成長の速いオスをハチミツ600からハチミツ1000に移住させます。

ポッカリ開いた穴から中の幼虫が少し見えるでしょ。かなり大きくなってます。

ハチミツ600とハチミツ1000とハチミツ2000はキャップの大きさが同じなんですよ。
だから、幼虫が大きくなるにつれてビンのサイズを変更してもその個体の情報をキャップに書いておけばキャップと一緒にビンをステップアップできるんです。ビンも統一されて見た目もいいですしね。

キャップにはラベルを貼って、幼虫の親の識別と、ビンを交換した日付、そしてそのときの体重が書いてあります。

ほかのホームページを見ると食べられた部分が黒く変色しているのをよく見かけますが、うちのは黒くならなかった。う〜〜ん、なぜだろう?。もしかしてほじくっているだけで食べていないのか?。そんな訳ないよね、だってこんなに大きくなっているんだもん。

幼虫を取り出すときって緊張しますね〜。
側面から見えている時はいいんですけど、まったく見えていないときは幼虫を傷つけてしまうのではないかとドキドキものです。

表面からそ〜〜っと、そ〜〜っと掘っていって・・・。
ポロッと菌床が崩れるとそこは幼虫のお部屋。
出てきました、出てきました。かなり成長しているようです。

手で触るのはあまりよくないそうですので、幼虫の周りの菌床を注意深く完全に除去し、掘り出した菌床を入れた洗面器の中にやさしく転げ落として取り出しました。
昔、カブトムシの幼虫を取り扱っていたときとは大違い(笑)。

最初はスプーンで掘っていたんですけどちょっとやりづらい。いろいろやった結果、子供用の持つところが太いフォークを使うのが一番楽でした。

側面に付いた菌床をてこの原理で剥がしてもグニャっと曲がらないし、ドリルの様にぐるぐる回転させて掘るとスプーンより効率がいいみたい。
なにより、持つところが太いと力の加減がしやすいですからね。

さて、恒例となりました体重測定です。

12.8グラム。

サイズ的にはこのサイズが平均的でした。
大きいのか小さいのかわかりませんが(笑)。

前回は幼虫を直接はかりの上に乗せてしまったためはかりがフンで汚れてしまいました。そこで、今回はプリンカップに乗せての体重測定です。ちゃんとプリンカップの重さは引いてありますよ(笑)。

こいつが今回計測した中で一番大きなやつでした。

前回は親指のつめほどでしたからね、掘り出したときは「でかいな〜」って感心しました。

でも、80mmを超えるオオクワガタを育てている方のホームページでは30グラムなんて幼虫がゾロゾロ。
「こいつの倍の重さか・・・・」なんか想像もつきません(笑)。

これからもどんどん大きくなってくれるでしょうか?。
この先が楽しみな2回目の菌糸ビン交換でした。

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