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2003年8月2日 結果発表
最近仕事が忙しくって、釣りにいくどころかクワガタの世話の時間さえ怪しくなってきた^^;
でも、まぁ、こんな時代に仕事がもらえるなんて神様に感謝しなくちゃね。

さて、今日は昨年生まれ、今年羽化した我が家の第一世代の結果発表です。
ホントは、1ヶ月くらい前にやろうと思っていたんですけど、なかなか時間がなくて延び延びになっておりました。

割り出した幼虫は69頭。無事羽化できたのは49頭でした。
割り出し直後や、蛹化、羽化時に20頭死んでしまいました。

特にオスの蛹化、羽化時の死亡率が高く、羽化した個体はメス30頭に対しオス19頭でした。

メスは最大で46mmでしたが、ほとんどが42〜44mmでした。

オスは最大で69mm。66mm前後が非常に多く、最小のものは62mmでした。

左の写真が我が家の3役。69mm、68mm、68mmです。

あごを思いっきり開いて無理やり測定すれば70.5mmくらいはあるんですけどね(笑)。
まだ、一回目ですのであせらずゆっくり行きたいと思います。

今回悔やまれるの点がいくつか。

春と言えば一番いい気候なんですけどね、逆に冷房でもない暖房でもないというあやふやな気候のせいで、温度管理がうまく出来ず一斉に蛹化させてしまったこと。
あの時、もう少しうまく温度管理できていたら・・・・。

今回最大の69mmの個体は最後のビン替えのとき19.6gでした。この時、23.5gを先頭に22g越えの個体が3頭おりましたが、みんな羽化時に死んでしまいました。
蛹室の大きさは十分だと思ったのですが・・・・ビンが小さかったのでしょうか。
今年は1500ccのダルマビンを用意するつもりです。

羽化した成虫をどう管理するかいろいろ迷いましたが、結局これを使うことにしました。フロッピーディスクを10枚まとめて入れておくための容器です。「フロッピー10」もちろん100円。

決め手はエサ皿をいれるのに最適ってことかな。正方形の底面は丸いエサ皿を入れると程よい隙間が出来ていい感じ。

それに片手で開けられるところも気に入ってます。ゼリーを取り替えるとき、ベトベトになった手で容器は触りたくないですからね。これなら左手で開けて、右手でゼリーを取り替えられます。

でも、50個買うのは大変だったんですよ〜。

ずっと以前にうちの近くの100円ショップで買ったものが1個あったんですが、その100円ショップに行ったらもう扱っていないって。そりゃそうだ、うちのパソコンだってフロッピーディスク積んでないもんね。

しょうがないから巨大100円ショップチェーン店に。

そこにはフロッピーディスクを10枚入れられるケースがあったんですけど、開閉するときの可動部が、まさに首の皮一枚でつながっている状態。

落としたり、何度も開閉していたら切れちゃいそう。「フロッピー10」は可動部がちょうつがいみたいになっていて、取り外すことも出来るんですよ〜。洗うときにも便利。

ほかにも何件か100円ショップを回ったんですけど、どこも「首の皮一枚」はあるものの「フロッピー10」は置いてありませんでした。
確かに「首の皮一枚」の方が製造コストが安くて利益率が良さそうだからね、しょうがないか。

だめもとで以前買った「フロッピー10」に書かれているホームページにアクセスしメールで質問。
「御社のフロッピー10を扱っているお店を紹介してください」
すると、数日後に
「100円ショップ キャン・ドゥで扱っています」
とのこと。キャン・ドゥならうちの近くにもある。しかしそこでは扱っていなかったよなぁ〜。

半信半疑でうちの近くのキャン・ドゥに行くと、やっぱ売っていない。
店員さんに聞いてみると、蒲田なら扱っているとのこと。
早速、蒲田のキャン・ドゥに行くと・・・・・あったけどたったの2個(笑)。

「これの在庫ってありますか?」
店員さんに聞くと調べてくれましたが、1個もなし。
取り寄せると一週間ぐらいかかるらしい。
仕方ない、ほかのキャン・ドゥを探しましょ。

お店の人に近くにあるキャン・ドゥを教えてもらうと、大森と大井にあるとのこと。
お礼を言って車に戻る道を歩いていると、さっきの店員さんが走って追っかけてきました。
??忘れ物でもしたかな??
「お客さん、大森店のほうに連絡しておきましょう」
だって。わざわざありがとうございます。おかげで大森店では私の名前を言っただけで倉庫の奥から29個の「フロッピー10」が出てまいりました。

残りの19個も大井店で無事購入することが出来ました。

蒲田の親切な店員さんも、大森で29個分を袋に詰めていた店長さんも「何に使うの?」って聞かなかったけど、頭の中ではいろいろ想像していたでしょうね。

絶滅しかけのフロッピーディスクを10枚しまえる容器を50個欲しい・・・・?。

これがその答えです。どうです?想像できなかったでしょう(笑)。

容器は購入できましたけど、もう1つ問題が。
それはエサ皿。ケースの中にゼリーを転がしておくとべちゃべちゃになりそうだから、出来ればエサ皿が欲しい。1個100円くらいだけどさすがに50個まとまると金額もまとまる。

「どっか、やすいとこないか〜」
ってパソコンの前に座ってがんばる。がんばって安くなるなら、とことんがんばる。
とことんがんばって、見つけることが出来ました。
どら猫屋さん。
なんと、16gのエサ皿が50円と通常の半額以下です。しかも特売。

「偶然特売日にあたるなんて、なんと運の良いこと!」
早速、50個注文しました。


そして、送られてきたのがこれ。
「ちっちゃいぞ〜〜!」
なんか、とってもかわいいぞ。

う〜ん、確かにコンパクトで場所を取らないから、小さいケースで飼育するときなんかには便利かも。
しかし、小さすぎて倒れたりしないだろうか?。

小さいのは外形だけじゃ、ありませんでした。
なんと、穴まで小さい。ギュウギュウに詰めても、穴が小さくて1mmほど入らない。

やはりこれにもそれなりの訳があるのでしょう。ぎゅって詰め込めば、しっかりはまってクワガタには取り出すことが出来ませんが、頭が1mmほど出ていますので人間なら簡単に取り出せます。多分そういうことなんでしょう。

とりあえず、今年の新成虫たちの新居が決まりましたので、ほっと一安心。

今年生まれた幼虫たちも、順調に成長しております。
半数以上が200ccのプリンカップを食べ終えて、次のハチミツ600に移行しました。

ワインセラーのおかげて暑い夏も24℃で乗り越えられるでしょう。秋の不安定な時期に蛹化が重なることもなし。
なんか順調に行きそうですね。

昨年度の失敗を踏まえて、今年度は文句のない70mmオーバーを目指すぞ!。
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