HOME > オオクワガタ > オオクワガタ飼育 > 03年度オオクワガタ飼育記録

前へ 次へ
2003年6月22日 オオクワガタの産卵
産卵ケースをセットして一ヶ月が経ちました。
産卵木をたてに5本入れたケースが1つ、菌床産卵に挑戦したケースが2つ。
さてどうなったでしょうか。

これがたてに5本産卵木をセットした飼育ケース。なんとセットしたときとほとんどおんなじ(笑)。

「なんだよ〜、ぜんぜん削ってね〜じゃん」
って声が聞こえてきそうですね。

でも、よ〜く写真を見てくださいな。矢印のところにちょっと削ったあとが!。って言っても虫歯程度の削りあと(笑)。

「産卵していないのかな?」
いえいえそんなことはありません。このメスは去年もこんな感じでした。

地上から見える部分には産卵木を削った形跡がまったく、産卵木をマットから引っこ抜いたら見事に削っておりました。とっても用心深いメスなのかもしれませんね。

去年はぜんぜん期待していなかったけど、今年は期待してまっせ!。



さて、これが今回期待の菌床産卵ケース。

菌床はボロボロにされるかと思いきや、ほとんど原形をとどめていました。

上部にポッカリ穴があいています。
産卵中はここから出入りすることはまったくありませんでした。
もしかしたら、湿気を逃がすための煙突だったりして。それはちょっと考えすぎかな(笑)。

頻繁に出入りしていたのが下の写真の側面にあいた穴。

本当はたてに3倍くらいでかかったんだけど・・・・メスが埋め戻してしまったのかも。

初めての菌床産卵ですから、この状態が良いのか悪いのかさっぱりわかりません(笑)。

こちらはもう一つの菌床産卵セット。
こちらの菌床もほとんど原形をとどめています。

一緒にセットした産卵木は、切り口の部分から奥に削り込まれたあとがあるものの、樹皮はそのまま残っており産卵したかどうかは微妙。
で、これがサイドの出入り口。
こちらのメスも菌床の側面に1つだけ出入り口を作ってそこから出たり入ったり。

産卵木での産卵のときはほとんどメスの姿を見ることはできませんでしたが、菌床産卵のときはのこのこと歩いている姿を何度か見かけました。

もしかして、菌床産卵がいやで、産卵できる産卵木を求めてさまよっていたかな?。

私の気配を感じるとこの穴に素早く逃げ込んでいました。
産卵木に産卵した卵と、菌床に産卵した卵が幼虫になって移動して、ごちゃ混ぜにならないように産卵木だけ取り出しました。

この産卵木は別のケースに移して湿らせたマットに埋め戻しておきました。

さて、初めての菌床産卵。どのような結果が出るかはわかりませんが、なんかとってもワクワクしますね。
産卵木で生まれた幼虫たちと、菌床で生まれた幼虫たちでは差が出るのでしょうか?。
それ以前に菌床に産卵してくれているのでしょうか?。

結果がわかるまで1カ月。
「産んでいないかな?」不安なんですよね。
「割り出しちゃおうかな?」あせるんですよね。
そしてめぐってくる割り出しの日!。パコって割った菌床の中から丸々と太った幼虫がポロポロ。う〜ん、待ち遠しい!。

前へ   このページの先頭へ   次へ

 HOME > オオクワガタ > オオクワガタ飼育 > オオクワガタ飼育記録
菌糸瓶交換 ワインセラー オオクワガタの蛹室
オオクワガタの蛹(さなぎ) 第2サイクルへ オオクワガタの蛹化
菌糸瓶の添加剤 恋の季節 目指せ菌床産卵
構想編 坑道を掘る 外骨格編
オオクワガタの産卵 肉体編 菌床産卵 割り出し
結果発表 菌糸ビン交換 積算温度を考えろ
ルカヌスワールド Spring has come 温室に移動