HOME > オオクワガタ > オオクワガタ飼育 > 03年度オオクワガタ飼育記録

前へ 次へ
2003年9月21日 03年第1回菌糸ビン交換
ふぇ〜、いそがしい!。めちゃくちゃ、いそがしい!。
7月中旬からずっとおやすみなしで働きづめ。
土日も夏休みもなしで、とうとう秋になっちゃったよ(笑)。

まぁ、自営業だからしょうがないかな。
幸運だったのはクワガタは割り出し直後の一番手のかからない時期だったことと、
シーバスは夏のシーズンオフだったこと。
菌糸ビンの交換が頻繁になる季節で、シーバスのシーズンだったらと思うとぞっとする(笑)。

この先、仕事のほうは流動的だけど、菌糸ビンの交換や秋のシーバスシーズンを楽しめるくらいの余裕はありそうかな。

さて、今回は菌糸ビンの交換です。
割り出しが終わって、はや70日。割り出し直後の200ccプリンカップからハチミツ600に移動して早い個体はもうすっかり食べあげてます。

食べあげているのか、かき回しただけなのかは素人の私にはちょっと分かりませんが、交換の時期がちょっと遅いかな〜って反省はしております。

生き物を飼っているんですから、仕事を言い訳にしてはいけませんよね。

では、03年第一回目菌糸ビン交換のはじまり、はじまり〜。

「まずは、どいつから交換しようか?」
迷いますよね、私の場合美味しいものは最後にとっておくタイプですので「食べている」と言うより「ちらかしている」って感じの菌糸ビンから交換です。

ふたを開けて、フォークを使って丁寧に丁寧に。幼虫を傷つけないように慎重に慎重に。
交換が遅い分、硬い菌糸の部分が少なく、崩されてオガコ状になっている部分が多いので掘り出しやすい。

「交換時期を遅らせるのも結構いいかも」
なんて、くだらないことを考えながら慎重に掘っていくと・・・・ボロッ。

「おっ、結構大きいぞ!」
去年の1回目の菌糸ビン交換の日記をしっかり読み直してから作業を始めたので、出てくるサイズの予想はしてましたが、その予想を確実に上回っている。

体重測定開始。

17.8g!。なかなか良いサイズです。
去年は13gが中心で、最大でも16.2gでしたからね。

いきなり記録更新!。

とは言うものの、去年とは飼育方法が違いますから単純に比較は出来ないんですけどね。
でも、いいの、趣味なんて自己満足の世界ですからね、新記録樹立です!(笑)。

科学的に検証すれば、産卵時期が夏の暑い時でしたから孵化後の成長が去年よりずっと早かったのが最大の理由でしょうか。
あとは、菌床産卵が!。ムフフ・・・。

さて、お次の菌糸ビンはこいつだ。

白い部分はほとんどないけど、なんか食べていると言うより散らかしている感じが・・・?。
でも、もっと散らかしている感じがするビンで新記録を樹立しましたからかなり期待が持てるかも。

ホリホリ、ホリホリ・・・ポロッ。

「???なんだ〜〜???」
出てきたのは10グラムにも満たないメス。
「女の子なんだから、お行儀良く食事しましょうね」
言い聞かせてはみるものの、なんかむなしかった。

そんなこともありつつ、今回交換予定の8本の菌糸ビンの交換が終了し、ワインセラーの中に整理して並べていると、一本の微妙な菌糸ビンが。
「あと1、2週間で交換かな、来週も忙しくなるといけないので交換しときましょう」
そんな軽い気持ちで掘り出したんですけど、出てきた幼虫はかなりでかい。
「こいつは!」

予想外の大きさに、ワクワクしながらスケールに乗せるとなんと18.6g。

自己新記録を再更新です。
ヤッホー、ヤッホー、いいぞ、いいぞ!。

いかにも「交換です」ってやつは実は暴れているだけであまり食べていないのかも。

反対に「もう少しで交換」ってやつは、暴れず上手に食べているからでかい個体が出るのかも。
そう考えると・・・・・「こいつもでかいのが出てきそう。こっちもでかいのが出てくるぞ」
な〜んて、欲張って何本か交換しましたけど、柳の下のどじょう状態でした、情けない(笑)。



今回、菌糸ビンの交換をした個体は全部で12頭。
ただ単に菌糸ビンの中で暴れ回った10g以下のメスが3頭。

産卵木産卵のオスは最大のもので16.2g(写真上)。あとは15g前後が2頭。

菌床産卵のほうは17g(写真下)台がメインで、この時期でも菌床産卵の優位性は崩れていませんでした。

2本目の菌糸ビンでこの差は縮まるのでしょうか?早く結果を知りたいですね。

突然ですけど、菌糸ビンにもぐっていくこの姿、なんともユーモラスでかわいいですよね〜。

中にはクルッと一回転して穴から頭が出てしまって、あわててまた回転を続けるやつがいたりして見ていて飽きません。

ワインセラーの中は容量ギリギリの状態。
これ以上ハチミツ1000が増えると厳しいかも。

でも、もう少したてば気温も低くなり温室のシーズンですからね、なんとかしのげそうです。

冷蔵庫を改造した保冷庫も厳しい残暑もなんのその、24℃前後に保たれて高品質の菌糸ビンの安定供給に役立っております。

これから先は散発的な菌糸ビン交換が続きますから、日記になりづらいですね。
次回は「温室に移動」ってタイトルかな?。

前へ   このページの先頭へ   次へ

 HOME > オオクワガタ > オオクワガタ飼育 > オオクワガタ飼育記録
菌糸瓶交換 ワインセラー オオクワガタの蛹室
オオクワガタの蛹(さなぎ) 第2サイクルへ オオクワガタの蛹化
菌糸瓶の添加剤 恋の季節 目指せ菌床産卵
構想編 坑道を掘る 外骨格編
オオクワガタの産卵 肉体編 菌床産卵 割り出し
結果発表 菌糸ビン交換 積算温度を考えろ
ルカヌスワールド Spring has come 温室に移動