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2004年8月12日 続・ガラス瓶
クワガタ用に売られているビンは換気用の穴が開いているんですけど、100円ショップで買ったビンには当然穴が開いていません。ですから自分で穴を開けないとね。

普通のご家庭でしたらドリルで穴を開けるところですが、ウチはなんていったって金型を作って金属プレス加工をやっておりますので、金型であけちゃいましょう。

「どれくらいの大きさの穴を開けようか・・・」
長年金型を作っておりますので小さい穴型から大きな穴型まで利用できる金型はたくさん揃っています。
普通市販されているガラス瓶のフタには2センチ程度の穴。
その穴にあわせて丸いシール状のタイペスト紙も市販されています。

でも、最近のことを考えると、少しでも穴の大きさを大きくして新鮮な空気を十分確保できるようにしたい。しかし、そうすると市販されているシール状のタイペスト紙が使えない・・・。

「う〜〜〜ん」
こまった。でも、ここは換気優先で行きましょう。
月夜野きのこ園さんで四角いタイペスト紙が売っています。14センチX14センチのタイペスト紙。これを四つ切にして7センチ角のタイペスト紙として使用しましょう。シールの代わりにテープで止めて・・・・すると穴の大きさはのりしろを考えて5センチくらいが適当かな。

そうと決まればさっそく作業開始です。
ちょうど5cm位の穴型がありましたので、それを使用してポン!。

フタを金型にセットしてはポン!。
ひとつ5秒くらいのペースでどんどん穴を開けて行きます。

「いや〜、金型屋やっててよかった」
でもプラスチック成型会社ならコロンボウみたいなアイデア商品を作れたのにね(笑)。

あとはタイペスト紙を張るだけです。
タイペスト紙をとめるのに普通のテープを使うと剥がすのが不便な上、熱や湿気でベトベトになることもありますので、マスキングテープを使用しました。

マスキングテープとは、ペンキ等を塗る時に、はみ出しても大丈夫なように、あらかじめ塗らない部分に張っておくテープのこと。あとで剥がすことを目的に作られていますので、こういう場合にはとっても便利。

四つ切にした月夜野きのこ園さんのタイペスト紙をマスキングテープでどんどんフタに張っていきます。

最初はテープをハサミで切って張っていたんですけどさすがに量があるのでそれは不便。

仕方ないので100円ショップに行ってテープカッター付きセロハンテープを買ってきて、セロテープを取り出し、代わりにマスキングテープをセット。

スーッと引っ張ってパッと切れて、これは思った以上に便利。とっても作業がはかどりました。

ふたが大きいので、5cm穴がとっても小さく見えますね。
しかし、5cmの穴は2cmの穴に比べてその面積は6.25倍。
多少手間はかかりましたが、理想の菌糸ビンが出来上がりました。
あとはこの理想の菌糸ビンに負けないくらい理想の幼虫が出て来てくれるのを待つだけです!。
ハチミツ1000でも十分羽化できるサイズの幼虫ばかりで、いつまでたっても使う機会が来なかったら寂しいですね(笑)。

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