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2005年6月5日 蛹を喰らう
今日は今週1週間の出来事をダイジェストでお知らせいたします。
さかのぼること1週間、5月29日にミルワームの蛹を産卵セット予定のメスに与えるところから今日のお話は始まります。

どういう方法で与えようか、いろいろ迷いました。
なんと言ってもメスのクワガタが蛹を見つけてくれないと何の意味も無いですからね。
飼育ケースのマットの上に5,6匹転がしておく方法が確実だと思ったのですが、あまり多く入れすぎると、死んで腐ってしまった時の処理が・・・・(^_^;)
その上、食べたのかどうかの確認が取りづらい。

と、言うわけで一番オーソドックスな方法を用いる事にしました。

エサ皿の中に、蛹を一匹だけ入れておく方法。狭い飼育ケースの中です。エサ皿の中に一匹だけだとしても、なんとか見つけ出して食べてくれる事でしょう。

それに、クワガタのメスはエサ皿の中が居心地が良いみたいですからね。ゼリーをひっくり返してしまった後、自分がエサ皿の中に隠れているのを良く見かけます。

エサ皿に隠れた時、鼻先に蛹が転がっていれば、これ幸いと召し上がってくれるに違いありません。

蛹の入ったエサ皿をメスの飼育ケースの中に入れて、とりあえず様子を見る事に。

そして、丸一日が経った次の日の夜。
部屋の明かりを消して、そっとクワガタをしまってあるタンスの扉を開けると・・・・。

おお〜、エサ皿に頭を突っ込んでいるクワガタの姿が!。
8頭中3頭がエサ皿に頭を突っ込んでいます。

「蛹を食べているのか?それともただ隠れているだけか?」

う〜ん、確認したいけど、せっかく蛹を食べていたのに、驚かせて食べるのをやめさせてしまっては一大事。

しかも、今は彼女たちにとって産卵前の一番栄養が必要な時。ここで食事の邪魔をするわけには・・・・・と、良心は訴えかけていたのですが、やはり好奇心には勝てません。
とりあえず1頭だけ、食べているかどうか確認してみましょう。←なんと意思の弱い(^_^;)

なるべく驚かさないように、そ〜っとケースを取り出し、恐る恐るフタを開けて中を確認してみると。

な、なんと、ミルワームのお腹に穴を開けて、体液をチューチュー吸っている真っ最中。

「おお〜、食べてくれましたか〜」
これで苦心して育てたミルワームが無駄にならずにすみました。
それに一番恐れていた実験の企画倒れも回避することが出来ました。

さっそく、カメラを取り出して写真撮影。
このメス、フラッシュを焚こうが明かりをつけようが全くお構いなし、無我夢中で蛹に喰らいついています。

ならばということで、アングルを変えてもう一枚。ちょうど今、食べ始めた所といった感じです。

「これだけしっかり喰らいついていれば、ちょっとやそっとじゃ蛹を放さないだろうなぁ」
と分かると、エサ皿に頭を突っ込んでいた他の2頭も覗いてみたくなる。

「え〜い、行っちまえ〜」
毎度のごとく、走り出した好奇心は止まりません。だれか止めてぇ〜(^_^;)

飼育ケースは動かさず、フタだけ開けてエサ皿を確認してみると、他の2頭もしっかり蛹を食べていました。

蛹を食べたメスはこの時点ですでに3頭。
という事は、予定通り蛹を食べていないメスを2頭確保する必要があります。

蛹を食べていないメスを確保すべく、エサ皿に頭を突っ込んでいなかったメスの飼育ケースの1つを確認すると、なんとそこには頭と胴が離れた蛹の姿が!。
「こいつも食べられている・・・・」
もう1つ確認してみると、そこにも干からびかけた蛹の姿。

「もしかして、全部のメスが蛹を食っちまったのか?」
蛹を食べたメスを確保するのは難しいと思っていたのに、一晩明けたら蛹を食べていないメスがいなくなってしまう可能性が出てきてしまった。

あせって残った飼育ケースを確認する。
「どうかまだ蛹を食べていませんように」
神様にお願いしながらフタを開ける。こんな時だけ頼まれても、神様だってお困りのはず。
ともすれば目を背けたくなる衝動と戦いながら、エサ皿の中を確認すると、そこにはなんとか食べられずに済んだ蛹の姿が。
「無事で良かったなぁ〜」
無事生還した蛹にねぎらいの言葉をかける。でも、この言葉かなり変(^_^;)

何とか蛹を食べていないメスを2頭確保することが出来ました。蛹を食べていなかったのは8頭中3頭だけ。もう少し確認が遅れていたら全部のメスが蛹を食べてしまっていた事でしょう。
危なかった(^_^;)

と、言うことで蛹を食べたメスには更に沢山の蛹を与えました。
そして蛹を食べさせない事に決まった2頭は蛹を取り上げ、代わりに色とりどりのゼリーを所狭しと並べてあげました。好きなゼリーを好きなだけ食べてね。

それから4日間。メスたちはひたすらエサを食べ続けました。
蛹を与えたメスたちは大体5〜10匹程度の蛹を平らげました。
そして、無心にエサを食べて続けていたメスたちも、日に日にエサを食べている姿が見られなくなり、逆にウロウロ歩いている姿が目立つようになりましたので、ペアリングをさせる事に。
5日目の昨日(6/4)オスと同居させてペアリングを開始いたしました。

暗い部屋の中でひたすら観察すること4時間。すべてのペアで交尾が確認で来て一段落。
とりあえず3日程度このまま同居させた後、オスを取り出し、メスにはまた心置きなくエサを食べて栄養をつけてもらう予定です。

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