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2005年5月29日 2005 始動
今年も、もう初夏。暖かい陽気が続き、あちこちのHPで産卵セットの報告が見られるようになりました。そして我が「ドルクスデザイン」も、新たな命を育むべく産卵の準備を始める事といたしました。

前世代もあらかた羽化し、使っていたビンの洗浄も済み、いつでも菌糸ビンを大量生産できる体制が整いました。まだ高濃度酸素飼育で羽化していない個体が何頭かおりますが、今の時期から産卵セットを組み始めれば、割り出す頃には羽化していることでしょう。

さて、いろいろやる事は多いですが、まず最初に手を付けたのがこれ。マットの回収作業です。

前回、産卵セットで使ったマットや産卵木のカスなどを、乾燥させて寝かせておいた物。
それをふるいにかけて、新しい埋め込みマットとして再生させる作業です。
メスが削った産卵木や、菌床ブロックのカス等もマットとして再生できるので、マットの量は少し増えてます。

埋め込みマットは安いとはいえ、大量に購入すると結構な値段になるんですよね。
成虫飼育用のマットは消耗品ですし、こういった再利用は欠かせません。

そして、雑虫駆除のために産卵木と一緒に炎天下の車の中へ。日中は50℃を超える温度になりますので、さしもの雑虫も高温と乾燥で生き抜くことは不可能でしょう。

産卵木は湿っていると、思ったより温度が上がりませんので、芯までしっかり乾燥し十分熱せられるように、このまま1週間放置です。

電子レンジでチンとできれば良いのですが、大量のマットと大量の産卵木がありますし、加熱時間なども難しそうですので、ウチでは専ら自然乾燥、自然加熱です。

助手席と運転席にも仲良く並んで座っている産卵木。

ウチの車の前を通る人には、とっても不思議な光景に見えるでしょうね。

さて、今年はちょっと多めに産卵セットを組もうと思っております。
全部で4セット。

世代をつなぐための精鋭たちをここに集結させました。

メス8頭、オス4頭。

4セットでメス8頭?数字が合わないですね。
その理由は後ほど。

メスは今回が初産となる41oから43oの同腹姉妹です。
オスはメスとは別血統の同腹兄弟。4頭とも70o弱。

そう、オスメスとも同血統で、体格の似通った個体を集めました。
と、なると・・・・・・・そうです、お察しの通り、毎度おなじみ「実験」です(笑)。
さて、今回はいったいどんな実験になるのでしょう。

じゃ〜ん。

今回はこいつを使った実験です。う〜ん、この姿、なんと表現したらよいのか・・・・(^_^;)

こいつはジャイアントミルワームの蛹です。

少し前までは「ミールワーム」と称しておりましたが、最近は「ミルワーム」というのが主流のようです。

「産卵セットと甲虫の蛹」とくれば、もうお気付きですよね。そう、産卵前のメスに蛹を与えて沢山の卵を生んでもらおうって魂胆です。

それと実験がどう結びつくかって?。
それは「蛹を与えると沢山卵を産む」という常識を実験してみましょうという事です。
人がなんと言おうと、自分の目で確認しないと気がすまないアホな管理人が織り成す、ドルクスデザイン名物「常識の確認作業」です(笑)。

と、言うわけで、メスにミルワームの蛹を与えてみる事に。
初めての事なのでちょっとドキドキ。

テラリウムで、死んだ仲間の死体を食べるメスを何度か確認しましたが、その頻度は非常に低く、ゼリーに比べるとその嗜好性は著しく劣っているように思えます。
そこで今回は、8頭全てのメスに2週間絶食してもらい、腹ペコになってもらっています。
腹ペコのメスが8頭もいれば2頭ぐらいは蛹を食べてくれるでしょう。
セット予定より多くのメスを用意したのはそのためです。

全てのメスに蛹を与え、最初の2頭が蛹を食べた時点で、まだ食べていない他の6頭の内、
任意の2頭を「蛹を食べていない実験対象」にして蛹を与えず。
残り6頭はそのまま蛹を与え続け、最終的に蛹の食いが一番良かった2頭を「蛹を食べた実験対象」にしたいと思います。

その先、産卵が終わるまで「蛹を食べた実験対象」には蛹とゼリーを、「蛹を食べていない実験対象」にはゼリーのみを与えます。

もちろんこのミルワームの蛹は市販の蛹ではありません。
私が幼虫から肥育した栄養価の高いミルワームの蛹です。

添加剤として使用していたプロテインや粉ミルク、麦芽、ビール酵母、カニ殻粉末などを主食に、フルーツ、野菜などを大量に与えて肥育したミルワームが蛹化したもので、その辺の腐った葉っぱばかり食べて育ったカブトムシの蛹に比べ、栄養価は十分高いと思います。

さてさて常識通りの結果が出るのか、はたまた驚愕の新事実が明らかになるのか。
次回をお楽しみに!。

な〜んて、ちょっと大げさかな(笑)。

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