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2007年9月22日 DELL Vostro(ボストロ) Windows Vista版
購入するパソコンの構成が決まったので、ネットで実際に価格を調べてみる事に。

OS
Windows Vista Home Premium
CPU
Intel Core 2 Duo E4300
  出来れば E6300
メモリ
DDR2 SDRAM  PC2-5300 1GB(512MBX2)

本体予算は4万円程度でしたが、もういい加減使い古したブラウン管モニタも、この際、買い換える事と致しまして、あたらにTFT液晶モニタの予算3万円を計上し、総予算7万円と致しました。

本体4万円ではとても無理そうな気配でしたが、本体とモニタをセットで買えば、かなりの値引きが予想され、本体4万円+モニタ3万円以上の買い物が出来そうですので、なんとか予算内に収める事が出来るかも。

本命はソーテック。姑の嫁いじめとも思えるような、私の執拗な調査に見事パスして、2年前の2月と6月に2台購入した実績があります。対抗はDELL。その時わずかな価格差で敗れてはいますが、その後のアフターサービスで評価を落としたソーテックに対し、今回はかなり有利な戦いが出来そうです。

とりあえず本命対抗は置いといて、その他の直販メーカーのサイトに行って価格を調べる事に。国内のエプソンやNEC、海外のHPやレノボなど、手当たりしだいオンラインで見積もりを出していきます。

15万円、21万円、13万円、23万円・・・・・おいおい(^_^;)

予算内どころか、予算の倍以上の金額です。じっくり下調べをしようと思っていた余裕など吹っ飛び、速攻で本命のソーテックのホームページに行き、見積もりをしてみましたが、多少安くなった程度で、予算とはまだまだ開きがあります。

「やっぱ、無謀な構成だったか・・・・」

メモリはさておき、CPUは「Core 2」ではなく「Celeron」に落とさないと、とても予算内には収まりそうもありません。それでもギリギリのライン。もしかしたらOSも再考しないとならないかも。

「ハァ〜」

ため息しか出ません。本命がこの調子では、とても期待は持てませんが、とりあえず対抗のDELLのホームページへ。

今回の構成に一番近いパッケージを選び、2,3か所カスタマイズ。出てきた金額は、今迄で一番低い金額に抑えることが出来ましたが、それでも10万円切るのがやっと。やはり、構成からもう一度考え直さないとだめなようです。
 
「いや待てよ、法人向けのパッケージがあるじゃないか」
 
そう、今回は個人での購入と言うことで、個人向けのサイトで見積もっていましたが、まだ法人向けのサイトでは見積もっていません。

私は自営業ですので、法人でも個人でも購入が出来ます。法人で買ったパソコンを個人で使ってるのが見つかったら怒られるでしょうけど、まず見つかる事はありませんからね(笑)。
それに1年後はきちんと法人で使うことになるんだし、特に問題ないでしょう。

今ではネットの普及で誰でも簡単に事業を始められるようになっておりますから、例えばブログのアフィリエイトでお小遣いを稼いだり、余品のクワガタをネット販売したりしていれば立派な「個人事業主」ですし、最近は主婦が家事の傍らの為替取引で億単位のお金を稼いじゃうんですから、パソコンに趣味と仕事の区別なんて付けられませんよね。

てなわけで、早速法人向けのパッケージがあるページに行く。法人向けのパソコンは、個人向けのパソコンよりかなり安くなっています。優遇されているとか、割引率が高いと言うわけではないんですよ。必要最低限のものしか入っていないため、その分安くなっているようです。

例えばスピーカーが付いていないとか、CDは読めても書き込めないとか、グラフィックや音楽関連のソフトが皆無だったり、お試し用のソフトが付いていなかったり、マニュアルが貧弱だったり。そんなこんなで、価格を抑えているようです。

とはいえ個人向けのサイトで10万円を切る程度ですので、いくら法人向けのサイトでも7万円に持っていくのはまず無理でしょう。しかし、法人向けには数日前に買った「Vostro(ボストロ)」と言うブランドがあります。

Vostroは中小企業向けパソコンのブランド。大企業のように同一スペックのパソコンを長期に渡って調達したいと言う要望と違って、中小企業は最新の製品を求める傾向が強いそうで、そいうった中小企業が短いサイクルで買い替えしやすいよう、無駄を省いて極限まで価格を安くした最新スペックのパソコンを中心にラインアップしているそうです。私の理想と完全にシンクロしたパソコンです。しかも、今年の7月に発売されたばかりの最新パッケージ、期待が持てます。

早速、Vostroの構成が表示されているページに移動。
5万9980円とか、6万9990円とか、7万4980円といった数字が踊っています。

「一番高いパッケージでも7万4980円とは、かなり安いな」

これなら価格的には十分クリアできています。問題は構成です。
もしこのパッケージの中に、私が望む構成のパソコンがあったなら、めでたく購入の運びなるでしょう。しかし、もし無かったとしたら、もはや他に期待できるメーカーはありません、最初に戻って構成から見直しと言う最悪の結果になります。

奇跡の出会いとなるのか、現実を無視した無謀な要望と帰すのか。
期待と不安が入り混る中、画面をスクロールさせてその下の構成へと読み進んでいく。

『インテルCore 2 Duo プロセッサー E4300』

「おお!」

Celeronなどを使っている構成もありましたが、そのうちの1つはなんと「E4300」を使っています。その構成だけに注目し、さらにその下の構成へと読み進んでいく。

『Windows XP Professional』

「おおお!」

DELLの場合「XP Professional」は「Vista Premium」に変更しても価格が変わりません。

『19インチTFT液晶モニタ付き』

「おおおお!」

『DDR2 SDRAM  PC2-5300 512MBX2』

「やったー!」

とうとう見つけました。CPU、OS、メモリ、モニタなど、全てにおいて私の要望とまったく同じ構成のパソコンです。しかもパッケージ価格はなんと7万円弱!。これも私の要望にジャストフィットォォ!!。

しかし、まだどこにどんな落とし穴が待っているか分かりません。
詳細を見るために、このパッケージを選んでカスタマイズ画面へ。

OS
Windows Vista Business
CPU
Intel Core 2 Duo E4300
メモリ
DDR2 SDRAM  PC2-5300 1GB(512MB X 2)
モニタ
19インチ TFT液晶モニタ 
価格
 7万円弱(税込み、送料込み)

何もいじるところはありませんでした。見事私の構成どおり、そして私の予算どおり。
まさか、こんな事が起こるとは!信じられず何度も何度も構成を見直してしまいました(笑)。

唯一不満があるとすれば、OSが「Vista Home Premium」ではなく「Vista Business」になってしまう事ぐらい。なんか、テレビで録画した動画の編集機能とかがなくなっちゃうみたいだけど、そんな事しないから全然大丈夫。

「Aero」が出来る一番安いOSが「Home Premium」だったから、それにしようと思っただけで、「Aero」が出来るなら「Business」でもかまわないさ。第一「Home Premium」より「Business」の方が値段は高いんですから、贅沢を言ってはいけません。

さあ、さっそく注文です。

しかし、人間と言うのは欲深い生き物です。まさに理想のパッケージを見つけたにもかかわらず、構成を見直しているうちに、更なる物欲が頭をもたげ始めました。

「たった、5,000円プラスするだけで、20インチワイドモニタになるのか・・・」

メモリを「512MB X 2」から「1GB X 2」にステップアップするには16800円かかります。
「1GB X 2」なんて一流メーカー品でも12,800円程度で市販 されていますので、購入後、搭載されて来た「512MB X 2」を売り払って「1GB X 2」に差し替えた方が、安いし売却益は出るしで、断然お得。ビデオカードも、もし欲しいなら市販品を買ったほうが、同じ製品が2割ほど安く手に入ります。

しかし、19インチ・モニタが5千円で20インチ・ワイドモニタになるとなると、ちょっと考えてしまいます。19インチの市販品は最安値で2万円。20インチワイドは2万5千円。その差まさに5千円。

「う〜ん」

本体は毎年買い換えるとしても、モニタは数年間使い続けることになります。
ちなみに今使っているブラウン管モニタは買ってから9年も使い続けています。

どちらにするか決められないため、なかなか注文が出来ず、別のパッケージを何気なく見ていたら、さらに私の物欲を刺激するとんでもないものを発見してしまいました。

「高性能CPU Core 2 Duo E6850、1GBメモリ搭載でなんと79,800円!」

ひえ〜、それはたった1万円上乗せするだけでCPUが「E4300」から「E6850」になってしまうと言う恐ろしいパッケージ。「E4300」は「Core 2 Duo」の中でも一番遅いCPU。そして「E6850」は一番速いCPU。

E4300の上にはE4400があって、さらにE4500があって、E6300があって、E6320があって、E6400があって、E6420があって、E6600があって、E6700があって、E6540があって、E6550があって、E6750があって、そしてやっとE6850があるんです。

その差は月とスッポンでは済まされないほど、歴然とした開きがあります。

品番
動作周波数
コア
FSB
2次キャッシュ
実勢価格
E4300
1.80GHz
2コア
800MHz
2MB
15,000円
E6850
3.00GHz
2コア
1333MHz
4MB
33,000円

実勢価格で1万8千円もの開きがあるものが、1万円で手に入るんです。

19インチ・モニタを20インチ・ワイドモニタして、プラス5千円。
CPUを「E4300」から「E6850」にして、プラス1万円。
7万円のパソコンが8万5千円に・・・・。

「う〜ん」

Vistaには「サイドバー」と言う機能があります。画面の右側を、4cm幅くらいで切り取った縦長の領域なんですが、その領域は、いろいろな機能を自由に表示させる事が出来る、非常に汎用性の高い便利な領域なんです。

液晶がワイドモニタだと、ワイドになった分がちょうどこのサイドバー領域になり、便利な機能を享受しつつも、今までと同じような画面構成になるのですが、今までのような4:3の画面でサイドバーの機能を使おうとすると、どうしても横幅が窮屈になってしまいます。

本体と違って長く使うモニタです、ここはVistaの新機能を満喫するためにも、20インチ・ワイドモニタに変更です。

「CPUは来年になったらもっと速いのが、もっと手軽な値段で買えるようになるから、『E4300』で我慢しよう・・・」と、思ったのですが「やっぱ弱っちいパソコンは嫌だ」と言う、小学校3年生的発想で「E6850」に変更してしまいました(^^ゞ

総額8万5千円。予算を1万5千円オーバーしてしまいました。

しかし、CPU「E6850」に20インチ・ワイドモニタ付きでこの価格は、他メーカーでは絶対ありえない、お買い得商品に違いないでしょう。
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