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| ２００７年１０月２日 Ｗｉｎｄｏｗｓ Ｖｉｓｔａのスリープモード 消費電力、電気代 | |||||||||||||||||||||
| Ｖｉｓｔａには電源を完全に切る「シャットダウン」の他に「スリープモード」というものがあります。 「スリープモード？なんじゃいそりゃ」 「Ｗｉｎｄｏｗｓ ＸＰ」にも「電源を切る」以外に「スタンバイモード」というものがありましたが、そんなの一度も使った事がありませんでした。理由は簡単、電気代がもったいないから(^^ゞ そりゃそうですよね、待機電力の節減は、節電の初歩の初歩。でも、Ｖｉｓｔａのスリープモードの電力消費量はとても少ないらしい。 「消費電力が少ないといっても、いったいどれくらいの電気代がかかるんだろう」 とても気になるところです。
パソコンをスリープモードにして、電力値を測定。
ためしに、スリープモードでは電源が切れないＵＳＢ接続の外付けハードディスクを接続すると、表示が「０２」から「０３」に変わりましたので、０．２Ｗで間違いないようです。 「０．２Ｗか・・・」 いくらなんでもちょっと少なすぎるような気がします。そこで、同じような実験をしているサイトはないかと、いろいろ調べてみる事に。測定器具などを使って実際に実験しているサイトは見つけられませんでしたが、だいたい１Ｗ〜５Ｗという意見が多く見受けられました。 一番信用できる情報としてＭｉｃｒｏｓｏｆｔのホームページが、「スリープ モードで約 1 Wの電力を消費します」というデータを公表していました。 「ウチのメモリは新しくて消費電力が少ないんだろうか・・・・」 とりあえず、私の実験値と、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔの公表値で電気代を計算してみる事に。
「にえん、はちじゅうはち・・・・せん！！」 なんと、１ヶ月間ずっとずっとスリープ状態にしていたとしても、かかるお金は３円足らず。 Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔの公表値を使って計算したとしても１ヶ月たったの１４円です。 シャットダウン状態から立ち上げるとなると、かかる時間は約１分。しかしスリープモードからの立ち上げでは、かかる時間はたったの５秒です。月々たったの３円で立ち上げ時間が１分から５秒に短縮されるんですから、どう考えたって使わない手はありません。 さらに言えば、シャットダウン状態から立ち上げると、かなりの電力を消費します。単純に立ち上げ時間を１分間、その間の平均電力量を１００Ｗ、１日２回立ち上げたとすると１ヶ月の電力量は１００Ｗ（１回１００Ｗ分、１日２回・月６０回で６０００Ｗ分＝１００Ｗ時）。 １日３回立ち上げるなら、スリープモードの方が電気代が安い計算になってしまいます。 「ＸＰのスタンバイの消費電力もこれくらいだったのだろうか・・・・」 Ｖｉｓｔａのレビューが終わって手が空いたら調べてみようと思います。 「ＸＰのスタンバイモード」と「Ｖｉｓｔａのスリープモード」では、ちょっとした違いがあります。 「ＸＰのスタンバイモード」場合、掃除機などに引っ掛けて間違ってパソコンの電源を抜いてしまうなどといった電源トラブルがあると、メモリ上のデータが消えてしまうという問題点がありました。 しかし「Ｖｉｓｔａのスリープモード」は、スリープモード移行時に自動でメモリ上のデータがハードディスクにバックアップされます。ですので、もし電源のトラブルでメモリ上のデータが消えてしまった場合でも、ハードディスクにバックアップされたデータを使い、スリープモードから復帰ができるようになっています。 ですので、メールやワープロの途中でも、ホームページの更新の途中でも、画像の編集の途中でも、セーブの事などまったく気にせずに、そのままの状態でスリープモードしてしまう事ができます。お茶を汲みに行ったり、電話がかかってきたり、トイレに行ったりと、ちょっとした用事の時でも気軽に使えます。そして何かキーを１つ押せば、たったの５秒で元の状態に復帰する事ができます。 私なんかホームページの更新と、ホームページ用の写真の編集、それにメールとインターネットくらいしかしませんので、極端な話、この４つのソフトをす〜と、ず〜と、開きっぱなしでも良いわけです。 何かキーを押せば５秒で立ち上がるだけでなく、使いたいソフトもすでに開いている・・・・ 「う〜ん、なんかスゴイ。恐るべし、Ｖｉｓｔａのスリープモード」
「Vostroのスリムタワーは電源定格出力が２５０Ｗしかないから・・・」と、消費電力の大きい高性能グラフィックボードをあきらめていた方には朗報かも。 斯く言う私もグラフィックボードの誘惑に心が揺れております(^^ゞ 次へ |
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