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2005年12月17日 ソーテック
またパソコンが壊れちゃいました(^_^;)
自宅のパソコンではなくて、今度は会社のパソコン。
メーカーはソーテックさん。
買ってからまだ6ヵ月しかたっていない、ウチで一番新しいパソコンです。

このパソコン、買ったときから調子が悪かったんだ。
月に一度くらいなんだけど、急に立ち上がらなくなっちゃうんだよね。
電源を入れて、Windowsのロゴが現れると、急にリセット状態になって、黒地に白のちゃちなセーフモード立ち上げ画面になる。

リセットして何度立ち上げてもセーフモード立ち上げ画面。
最初はかなりビビッたけど、セーフモードで立ち上げたあと、チェックディスクを設定して再起動してあげれば無事起動する事が分かった後は「また壊れたか」程度の些細な事となりました。

回復に20分から30分ほど時間がかかりますが、月に一度程度のことですので、我慢して使っていました。どうせ修理に出したとしてもチェックディスクをしただけで「治りました」と返却されるのがオチでしょうからね。

ところが先日は事情が違っていました。
いつものように、セーフモードの画面になったので、セーフモードで立ち上げてチェックディスクを設定して再起動したんですけど、チェックディスクを始める前に、またセーフモードの立ち上げ画面になっちゃう。

「これはまずいぞ」
チェックディスクに入る前の段階で、ディスクにセクタ不良が発生してしまったようです。
となると、何回やってもセーフモードの画面になってしまう。

「何とかしてくれ」
祈るような気持ちで再度セーフモードで立ち上げてはみたものの、結果はさらに悲惨なものに。ディスクが暴走し、読み込み中のランプが点灯しっぱなし。
画面はいつまでたっても真っ暗なまま。

「終わった・・・・」

とうとう壊れてしまったか、といった感じ。
このパソコンは2次元CAD用に使っているパソコン。中にはCADの図面がびっしり入っています。金型屋にとって図面は命の次に大切なもの、ウナギ屋で言う継ぎ足し継ぎ足し使ってきた秘伝のタレのようなもの。

「そんな重要なものがなくなってしまったら・・・・」
考えただけでも恐ろしい。でも、そんな重要なものだけに、USB接続の外部ハードディスクを増設し、常時バックアップを取ってあります。備えあれば憂いなしですね。

このまま修理に出しても良かったんですが、ちょっと急ぎの仕事が入っていたので、とりあえずリカバリできるかどうかチャレンジ。最近のリカバリはすごいですね。ハードディスク内のリカバリ領域から、直接リカバリするからCD-ROMも使わず、短時間でリカバリ出来ちゃいます。

操作も日本語のメニュー画面に従って進むだけ。前回自宅のパソコンが壊れたときとはまったく別次元の快適さです。
「へぇ〜、こんな簡単に直っちゃうんだぁ〜」
感心している暇もないほど、あっという間にリカバリ。

Windowsは立ち上がりましたが、すぐには信用出来ないので試しに再起動をかけてみました。
すると、案の定Windowsのロゴからセーフモード立ち上げ画面に直行(^_^;)

「そんな簡単に治る訳ないか」
気を取り直して修理を依頼すべくソーテックさんに電話。

たぶん話中になるだろうと思っていたのとは裏腹に、電話はすぐにつながり音声案内が始まりました。パソコンが壊れてあせっている人の気持ちを逆撫でするような、間の抜けた長い長い音声案内に、今までの人生で培った我慢をフル活用しながら従って行くと、やっと「担当におつなぎします」のお言葉。

しかし、その先が長かった。
中世の宮廷を彷彿させる優雅な音楽をバックに「担当者におつなぎしております。しばらくお待ちください」と無機質な音声案内が永遠と繰り返される。

さすがに待ち疲れて、電話をスピーカーモードにして別の仕事をしていると、15分後、やっとのことでつながりました。

「すみません、修理をお願いいたします」
用を聞かれたので単刀直入にこちらの要望を伝えると、担当者は多少戸惑った様子で現象などを聞いてきた。

買った当初から調子が悪いこと。今日はハードディスク内を全消去するリカバリを実施したけど治らなかった事などを告げる。そして最後に「6ヶ月間我慢して使ってきましたが、もう我慢できませんのでハードディスクを交換してください」とやんわりと付け加える。

まあ、これだけ苦労して使ってきた事を伝えれば、お詫びの言葉でも頂いた後、すぐに修理に応じてくれるだろうと思っていたのが間違いだった。

「リカバリは通常のリカバリですか?それとも高度なリカバリですか?」
そういえば『高度なリカバリ』ってやつもあったけど、今回やったのは通常のリカバリ。
「高度なリカバリをやって状況を見てください」と、ソーテックの担当者さん。

「高度なリカバリをやると治るんですか?」
どう考えたって治る訳ない。そう思いながら質問すると
「ウイルスなどで立ち上がらなくなっていると、治る可能性があります」
う〜ん、通常のリカバリだってデータをすべて消去している。ウイルスが原因なら通常のリカバリでも治るはず。どう考えたっておかしな話だ。

「ちゃんとセキュリティソフトを入れてますよ」
「では、もしかしたらそのセキュリティソフトが問題かもしれません」
「ウチのLAN内では5台のパソコンがこのセキュリティソフトを使っていますが、問題が出ているのはこのパソコンだけです」

世界的に見ればこのセキュリティソフトを使っているパソコンは途方もない数字になる。
そのパソコンが立ち上がらなくなったという話を耳にしましたか?と、皮肉の1つも言ってやりたかったが、そこは大人の対応グッとこらえる。

「他にインストールしているソフトはありますか?」
「このパソコンは2次元CADソフトだけで、他にはなにもインストールしていません」
「では、その2次元CADソフトが原因かもしれません」
おいおい(^_^;)

何とかして問題を別のものに押し付けようとしている姿勢が哀れにも思えてきたので、とりあえず電話を切って『高度なリカバリ』というやつを試してみる事に。

しかし、メーカーによってこんなに対応が違うとは驚きです。
前回、DELLのパソコンが立ち上がらなくなったときは、簡単なチェックをしただけで、すぐ修理工場に送るように言われました。保障期間が終わっていたので料金について質問すると、担当者は即答で無料にてハードディスクを交換する事を約束。そしてデータが消えてしまう事について何度何度も詫びていた。

「こんなことならDELLにしておけば良かった」
あんなに親切にしてもらったのに裏切るような行為をしたから罰があたってしまったのかも。

『高度なリカバリ』をして立ち上げてみると、ちゃんと立ち上がりました。
しかし、爆弾を抱えたままこのパソコンと付き合うつもりはありません。
その日、仕事の合間を見ながら10回ほど再起動をかけるが再現せず。
しかし次の日、3回目の再起動にてトラブルを再現させることに成功しました。

「やった〜」って、自分のパソコンが壊れたのに、こんなにうれしく思ったのは初めて(^_^;)
これで、ハードディスクを交換してもらえます。

さっそくソーテックに電話。今回は10分ほど待たされてつながりました。
こちらの氏名と電話番号を伝える。

「昨日、お電話を頂いているようですが」
担当者は違うが、履歴は残っている。
だって、昨日の担当者は「高度なリカバリでも治らなかった時は、電話いただければすぐに対応できるよう履歴を残しておきます」といっていましたから。

しかし、この担当者はまだ未練がましく食い下がる。
「高度なリカバリをしたあと、何かプログラムをインストールしましたか?」
「いえいえ、昨日プログラムのせいにされて嫌な思いをしましたので、何も入れていません」
往生際の悪い担当者に多少皮肉を込めて回答。少し大人気ないか?(笑)。

「では、設定を変えたりしましたか?」
「いえいえ、スクリーンセイバーの設定すらいじっていません」
勝ち誇ったように即答。
一分の隙も与えぬ完璧ともいえる武装に向こうの担当者は言葉を失う。
「少々お待ちください」
白旗を振って逃げ出した(笑)。

30秒くらいたって担当者が戦線復帰。軍師から秘策を伝授された模様。
「高度なリカバリをしたあと、起動出来なかったのは1回だけでしたよね。1回だけの現象ですと、当社では修理に応じられない事になっておりまして・・・・」

えっ?・・・・・・・絶句。

どうやら軍師さんは今までの経緯を知らなかったようだ。

「購入当初から不具合が生じていたんですよ。それももう7回以上。それにリカバリをしたあとも不具合が治らず、あんたらが治ると言った高度なリカバリをしたあとも不具合が発生しているんです。全部で10回近くも発生しているにもかかわらず今まで我慢して使ってきたんですよ。それを1回目って。どういうことですか?」

高度なリカバリをしただけで今までの罪がリセットされたんじゃ、たまったもんじゃない。
こちらが我慢して使ってきた経緯を無視するような発言に声があららいだ。

「しばらくお待ちください」
まったく。また軍師と相談か?。
そう思ったけど、保留の音楽を5秒も聞かないうちに担当者が戦線復帰。
「すぐに修理の手配をいたします」
ハハハ、軍師さんは隣で、受話器からこぼれる私の怒鳴り声を聞いていたみたい(笑)。

「明日回収いたしますが、箱はこちらで用意いたしますか」
具体的に話を聞いていく。なんと回収するための箱は2000円もするらしい。
しかも箱代+着払い+代引き手数料で2400円との事。

「箱なんかあったかなぁ〜」
パソコンって、ああ見えて結構大きい。それにクッション材を入れることを考えると、ある程度パソコンのサイズに近いほうが好ましい。

そう考えた時、1つ、とっておきの箱を思い出した。

「DELLの箱があった」
そう、前回DELLのパソコンが壊れた時に使った箱。
修理に出す時、そして送り返されて来る時に使った箱。あの箱が残っていた。

何度も比べて悪いんだけど、DELLの箱は無料だった。
運送業者が持ってきた空箱にパソコンを入れれば良いだけ。
発送伝票もすでに記入されて貼り付けてあった。

それにDELLの箱はすごかった。
大きさが違うパソコンをいかにショックを与えずに輸送するか・・・・。

あなたがトランポリンの上で寝ていたとする。
その上から裏返したトランポリンをあなたの上に重ねたらどうなるか。

ダンボール紙と伸縮性に富んだビニールで作ったトランポリンのようなものにパソコンを挟み込み、それをダンボール箱に入れる。DELLの箱はそういう構造になっていた。
多少出っ張りがあっても、多少のサイズの違いがあっても、上下に重ねられたトランポリンのマットに挟まれてパソコンは安全に輸送できる。

その汎用性の高さから何かに利用できるだろうと思ってとっておいたDELLの箱。というより、発想のすばらしさに感服し捨てるのがもったいなかった、と言うのが本当の理由かな。
目からうろこが落ちるようなすばらしい発想は、たとえそれがただの箱であっても見ているだけで心が豊かになる。

と言うことで、故障したパソコンは、表面にDELLのロゴがデカデカと印刷された箱に詰められて、ソーテックの修理工場へと旅立っていきました。

「チェックディスクしただけで、治りましたと言って返却しないよう、お願いします」
電話で3回くらい念を押しておいたから、それはないと思うんですけど・・・・。
とりあえず、ハードディスクにはちゃんと交換したかどうか分かるよう、マジックで小さく印を付けておきました(笑)。
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