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2005年6月12日 とうふ屋うかい
日本人は大豆が好きですね。

ご飯に納豆、油揚げのお味噌汁に、冷奴、それに焼き魚なんて旅館の朝飯では良く見かける
メニュー。でも、納豆に醤油だなんて大豆に大豆をかけているようなもんだし、お味噌汁に油
揚げを浮かべても大豆に大豆を浮かべているようなもん。さらに冷奴に醤油をかけるんです
から、まさに大豆だらけ。よくまぁ、これだけ見た目も味も違う大豆の食べ方を考えたもんだ。

第二次世界大戦中のアメリカでは、桁外れの日本の大豆消費に何か重要な機密があるので
はないかと研究されていたほど。スープの具や付け合せぐらいしか料理法を知らないアメリカ
人が、日本の大豆の大量消費を、食用だけでなく燃料や樹脂に加工して使っているのではな
いかと疑うのも無理ありませんね。

なんで欧米人は大豆を食べないんだろう?って考えたら彼らは肉食なんですよね。
たんぱく質は肉から摂ればいいわけです。
多種多様の大豆の食べ方がこれほど広く行き渡っているのは、肉を食べない時代が長かっ
た日本ならではなのかもしれませんね。

そう考えると欧米人はかわいそう。だって、肉は大豆と違って液体にならないし、発酵させるこ
とも出来ない。煮たり焼いたりしてもあまり代わり映えしないし・・・・・って思ったんだけど、彼ら
には牛乳がありました。牛乳と大豆、考えてみるといろんな共通点があるんですね。

牛乳を入れたクリームシチューは大豆を入れた味噌汁に通じるし、牛乳を固めたフレッシュチ
ーズは豆腐、チーズを発酵させれば味噌や醤油、納豆に通じるものがあります。

牛乳を加工した生クリームを使ったお菓子は・・・・・そう、日本では大豆じゃなくて小豆を使っ
ています。豆を使ってアンコを作る。生クリームとアンコは通じるものがありますね。
でも、なんでアンコだけ大豆じゃなくて小豆なんだろう?。大豆のアンコってまずいのかな?。

ご飯に納豆、味噌汁に冷奴というメニューは、欧米風にするとパンにバター、クリームスープ
にチーズという事になるのかな。メニューとしては至って平凡だけど、よくよく考えると、どちら
も「大豆づくし」や「牛乳づくし」の料理なんですね(^_^;)

大豆を加工した食品は沢山ありますが、その中で私が一番好きなのは豆腐。
夏は冷奴、冬は湯豆腐、味噌汁の具にもなれば、鍋の具にもなる。
四季折々の楽しみ方があって、食卓には欠かせない存在。昔っから日本人に好まれて来た
んですね、豆腐って。

でも、ちょっと前まで私はそれ程豆腐が好きではなかったんです。

食べても大しておいしくない。冷奴なんで鰹節に生姜、ネギに醤油までかけてちゃって、ありゃ
豆腐じゃなくて薬味を味わっているようなもん。湯豆腐にしたって豆腐の味を楽しむなんてレ
ベルじゃないしね。

豆腐がなぜ、日本人にそれほどまでに愛されて来たのか分からなかった。
分類的には多少味のあるコンニャク程度に見ていて、それ自体味わうものだなんて思っても
いませんでした。

しかし、5年前衝撃の事件が起こった。

法事の帰りに立ち寄ったお店。誰が予約したの分かりませんが、なんとその店は豆腐料理を出す豆腐専門店。

その名も「とうふ屋うかい」

豆腐料理って・・・・・(^_^;)

お金を出してまで食べる程の物じゃないと思っていた豆腐がメインとなる料理なんて当時は考えられませんでした。

どうせ「うかい」なら「うかい鳥山」にしてくれぇ〜って、駄々をこねたい気持ちもありましたが、
「予算の都合もあるんだろう」と、きっちり大人の判断で、しぶしぶ豆腐料理を頂くことに。

そう、そこで初めて「豆腐」と出会ったんです。

今まで食べていた豆腐なんて豆腐じゃありません。私の豆腐の常識を叩き壊す豆腐でした。
「ああ、この味なら古くからみんなに愛されて来たというのも頷ける」
そう思わせるに十分な味でした。

何が違うって、すべてが違う。口いっぱいに広がる風味、そして「さっぱり」と言う豆腐の印象
を覆す濃厚なコク。冷奴を食べた後に残る嫌な苦味も無い。でも、苦味が無いかというとそう
ではない。甘みを引き立てるためだけにある絶妙な苦味が、豆腐の味を更に複雑で豊かなも
のにしている。

「目からうろこ」とはまさにこの事。
本当の豆腐の味を知らずに人生を終えなくてよかったと思えるような出来事でした。

そして今日もまた、いそいそと「とうふ屋うかい」の豆腐を食べに出かけました。

コース料理はゴマ豆腐や湯葉といった豆腐料理のほかにも、刺身や天ぷらなどもあり、ボリュームも十分。

お勧めは、なんと言っても「くみあげとうふ」。
型に入れず、水にさらさず、出来立ての豆腐がそのまま出てきます。

醤油やポン酢なんかかけません。ネギや生姜なんてもってのほか。
まず、何もかけずに出来立ての豆腐の味を堪能します。
そして、その後、お塩を一摘み。すると想像を絶するほど甘みが引き立ちます。
一口ごとに微妙な塩加減を楽しんでいると、気付いた時には食べ終わってしまっています。

私が何度行っても飽きずにまた行きたいと思う数少ないお店です。
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