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2002年07月22日 5HIT2GET 4:00〜12:00 中潮 干潮9:30 

<シーバスガイド 編>

またいってきましたシーバスボート「福の神」
この船めちゃくちゃはまっています。理由は単純「面白いから」。
趣味なんだから面白くなくちゃね!。

でも、な〜〜んか、今回もやってしまいましたって感じ。
前回は5時間ボートで東京湾中を走り回ってフッコ一匹だけ。
悲惨な状況に船長のタムラさんが「御代はいただけないよ」って船賃をただにしてくれた。

だから今回は二桁釣果で正規の料金一万五千円を支払うべく、気合を入れていったんだけどあえなく撃沈。釣果はたったの2匹。前回より一匹多くなったけど船に乗っていた時間も倍近かったから、悲惨な状況には変わりない。

前回はえさ釣りで30匹の釣果があった次の日、今回も数日前にルアーで15匹近くあがっていたらしい。タムラさんは「運だよ」って言ってくれるけど、なんかそれだけで済ましてはいけないような、切羽詰った危機感みたいな感情がこみ上げてくる。未熟なのかな〜〜。

結局料金は9千円。8時間操船して9千円じゃあ時給1125円。ガソリン代もなし。私も悲惨だけどタムラさんはもっと悲惨。面目無い。

リベンジ、リベンジ、次回こそリベンジ。いっぱい、いっぱい修行して、スーパールアーマンになって、次回こそ二桁釣果で正規の料金をお支払いします。待っててくださいね、タムラさん。

最初にHITしたのは私。あわせを入れた次の瞬間にはヘッドシェイク一発であえなくばれてしまったから、気にも止めていなかった。
だけど、そのあとタムラさんが60オーバーを釣り上げちゃったんだよね。
もし、この1バラシがなかったら朝一番からかなり追い詰められていたかも(笑)。
「最初に食ってきたのは私のルアー」を心のよりどころに精神を落ち着け、無心の境地ですぐに1GET(笑)。サイズはちょうど50cm。ストラクチャー際をNJ−85のミドルリトリーブでHITさせました。
陸と違って船はゆれるから、揺らめきを演出させる様なスローは難しいんですよね。
だから、しっかり泳がせるミドルのほうが釣果は上がるみたい。
タムラさんはミドルというよりファーストリトリーブ
しかし、操船の傍らひょいと投げて簡単にGETしてしまうんだから恐るべしタムラさん。

太陽が昇ってくる。今回は私の失敗で出船が20分ほど遅れてしまいました。
コンビニで買い物をしたとき2千円出してお釣りをもらおうと思ったんだけど、小銭がいっぱいあったのを思い出しす。千円札を一枚仕舞って財布をカウンターの上に。ポケットから小銭入れを出して支払いを済ませると、商品を受け取ってそのまま店を出てしまいました。

財布は戻ってきたけど20分ほどの遅刻。
あれがなかったら今日の流れはがらっと変わっていたかも。未明の時間は貴重だからね。

ここまではテンポ良く来たんだけど、この後が続かなかった。
太陽が上がってきて日差しが強くなって・・・。ロッドを握っているときは集中しているたんだけど、移動中はボーっとしていたみたい。どこで何をしていたのかあんまり覚えていない(笑)。移動中は今の場所のことを回想して、次の場所での攻め方なんかを考えているんだよね。それがそのまま釣行記という形になっているんだけど、今回はこの辺の記憶が抜けている。

実はちょっと船酔い気味でした(笑)。気温も高いし波も高い。ちょっと戻しそうな雰囲気でした、ほんの小一時間。さらに波が高い場所に行って、懸命にバランスを取りながらキャストしていたら船酔いなんて忘れてしまいましたけど。

この波の高い場所で1HIT。立っているのが難しいくらいだから、NJ−85をミドルで引いていただけ。でも、このシーバスはばらしてしまいました。ラインブレイク。結び目が弱くなっていたみたい。シーバスはルアーをくわえたまま。ルアーが外れなけれシーバスは確実に死ぬ。自分のミスが招いたこと。心が痛い。バーブレスになっているので外れる確率が高いのがせめてもの救いか・・・・。
写真のルアーは「クルクル」。ブレードがクルクル回転するからクルクル・・・・?。
自らが邪道と認める変なルアー。しっかりブレードに「邪道式」と刻印されているところがミソ。かなりの釣果が上がっているらしく話題になっていたので私も買ってみましたが、まだ一度も使ったことがありませんでした。
なんでだろうかなー。ジグとかバイブレーションで釣ってもあんまりうれしくないんですよね。「プラグを投げていたらプラグで釣れていたかも」と後悔してしまうんです。「1匹の価値」という言葉がありますが、多分そう言うことなんでしょう。

でも、今回は使用しました。タムラさんが「クルクルポイント」というくらいクルクルに反応の良い場所。ここに来るまでに5匹くらい釣果が上がっていれば「タムラさんのクルクルと私のNJ−85で勝負!」と言えたんですけど、1匹ではね(笑)。

かなり広い場所。「ここで一回も反応がないなんて事はない!」とタムラさんが豪語。
しかし、私とタムラさんの2つのクルクルは何事もなかったかのように次から次へと素通りしてくる。
もはや終盤。これも私の運なのかとあきらめかけていたとき奇跡の1GET。クルクルはばれやすいと言われていたので慎重にランディング。47cm。この後、もう1HITあったんだけど食った瞬間のえら洗いであえなくバラシ。セイゴだね、あれは(笑)。
この後移動を繰り返しながらつまみ食い。レインボーブリッジの橋脚なんかも攻めたんだけどまったく反応がなく正午に納竿。

今日は風といい、濁り具合といい、今にも食ってきそうな感じがしていたから「もう少しやっていたい」って気持ちが強かったんですけどねー。
「次回こそリベンジ」と思って「福の神」の予約表を見たら一番早い休日の空きは11月24日だって!。まだこれから暑くなるって時に、手先が凍える晩秋の予約しか取れないとは!。
商売繁盛ですねー。釣れる釣れないに関係無く「乗っていて楽しいから」って事なんでしょうね。

今回は「楽しい船」と「そうで無い船」について考えてみました。
どーなんでしょう。「釣れる船」が一番楽しいのかな?。私の場合そうではないみたい。
「船長の釣りと自分の釣りが合っている」と言うことが大事みたい。つまりスタイルが似ている事。

「シーバスボートに乗ってみたい」と思っている未経験の人は考えて欲しい。
いつも足場の高い護岸からシーバスを狙っていればアンダーキャストやサイドキャストなんてやらない。でも、乗った船が「穴打ち」という埠頭と海面の間に出来た1m程の隙間を狙う釣り方がメインだったりすると、サイドキャストやアンダーキャストでないと狙えない。
オーバーキャストなら20m先のバケツにだって入れられるほどの技術があっても何の意味も無い。

「ラン&ガン」を主体にやっていると1つのストラクチャーに固執せず、次から次へとテンポよく移動する釣り方がメインになるけど、もし乗った船が1つのポイントでじっと我慢の釣りをするようだったらどうだろう?。

な〜〜んにもないただのだだっ広い海面。そこに立ったナブラに向かってルアーをキャスト。
ワンキャストワンヒット状態。確かに釣果は上がるけど多分10匹も釣ったら飽きると思う。
1時間繰り返したら単純作業で苦痛を感じるかも。

チャーターボートがホームページを公開しているようだったら釣行記を読んでみて自分のスタイルに合っているかどうか確認するのはとっても大事なことだと思う。

「ジグをフォールさせて大漁」ベイトリールなんて使ったこと無い。
「ワームが好調」ワームなんて持ってない。
「バイブレーションでそこを狙う」バイブレーションなんてめったに使わない。
「陸っぱり」&「ラン&ガン」というスタイルをそのままボートにとりこんだのが「福の神」なんじゃないかな。ストラクチャーの攻め方、テンポのよい移動などどれをとってもまったくストレスを感じずに釣りが出来ます。しかも、料金が破格の安さですからね。

私の一押しのチャーターボートだけど、あんまり知られちゃうと予約が難しくなるから程ほどにしておかないとね(笑)。

「タムラさ〜〜ん、次回も宜しくね〜〜」。

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