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2002年05月15日 日記「デスペラード」

<デスペラード 編>

はーーーっ。いったい私は何をやっているんだろう・・・?
意思の弱さに自分でもあきれ果てる。

きっかけは先日。

夜釣りは良いね。東京湾の夜景はきれいだし、昼間の喧騒と打って変わってとっても静かだし、なんと言っても風が気持ちい。

いろんなことを考える。ルアーのこと、リールのこと、そしてロッドのこと・・・。
「そう、今年はロッドを買おうと思っていたのに。」そう考えると無性にロッドが欲しくなる。
釣りをしながら考えた。今、お金があって買うとしたらどのロッドかな?。

まず最初に浮かんだのがメガバスのデストロイヤー610XS。
良いらしい、というだけで1度も使ったことがない。
これだけ評価されているんだから1度は使ってみたいね。
でも、私のフィールドでは短くて使えない(笑)。そうなるとボート用のロッドになってしまうね。
年間に3、4回使う程度。ちょっともったいない。

次に浮かんだのがパームスのサーフスター。
私のフィールドで使うことの出来るロングロッドがラインナップされている。
かなり固めの設定になっているらしいが、いずれは買ってしまう運命にあると思っているロッド。

そして最後に浮かんだのがダイコーのデスペラード802LLS。
ダイコー狂の私にとってどうしても手に入れたい一本。

考えれば考えるほど新しいロッドが欲しい!。
思いは募っていつのまにか釣具店のシーバスロッドのコーナーに立っていた。
「うっ、いつの間にこんなところに来ていたんだ?」
我に返ったときには右手にデスペラード、左手にサーフスターを持っていた(笑)。

「どちらを買う?」迷った。
冷静に考えればサーフスターの方を買うべきだ。
だって、デスペラードは832LL、832L、862LLSとすでに3本持っている。
802LLSを買ったところで他の3本とそれほど変わり映えしないだろう。
と、なれば新しい道を見つける上でもここはサーフスターとなるのが普通。

でも私はダイコー狂。
デスペラードの8ftモデルで持っていないのが唯一802LLS。
一つ欠けているのは性格上とっても気になる。

いつのまにか「買わない」という選択肢がなくなってしまっていた(笑)。

デスペラードとサーフスターをグジュッグジュいじくり回して店員さんからヒンシュクを買うこと30分。決定のときを迎えた。
悩んだ時間はいつもの半分にも満たない。閉店間際だったから(笑)。

「完璧を期する為にもここはデスペラード802LLSで決まりだ!。」
今年は、ロッドを我慢するなんて言っていたのに。
はーーーっ。いったい私は何をやっているんだろう・・・?
意思の弱さに自分でもあきれ果てる。

カタログを引用してみると・・・。
ダイコー デスペラード Sコンセプト DS−802LLS
LIGHT GAME “S”CONCEPT
ライトゲーム専用のスローテーパーモデル。メッキ・セイゴ狙いでのトップウォータープラグにも対応。
極細ラインでのスリリングなゲームを楽しめるモデル。
って感じ(笑)。

ルアーウエイトは3gから14g。湾奥で使う9cmクラスのルアーにもってこいのスペック。
8ftという長さも足場の高い場所が多い私のフィールドにはちょうどいい。

デスペラードで最初に買ったのは832L。
こいつはちょっと固すぎた。
地方で60cmを中心に80UPを目指すようなポイントではこのロッドがメインになるだろうけど、会社帰りにセイゴと戯れるような私のスタイルには合っていなかった。

パワーを落として832LL。
こいつはメインロッドとしてかなり長い間使っていた。
感度、振りぬけ、軽さ。どれをとっても問題なかった。
ただ1つ、良くはじく。PEを使うとその傾向が著しく出た。

このロッドはバスロッドの延長線上にあるのではないだろうか?。
悪く言ってしまえばバスロッドを長くしただけ。
だからシーバスの鋭いバイトについていけずに良くはじく。
ブラックバスとは比べ物にならないくらいの激しいえら洗いやヘッドシェイクでは、ガツガツと尖った動きをいなしきれてない。・・・使っているとなんとなくそう思う。

そして2001年。満を持して発表されたのがSコンセプト。
テーパーをスローにしてはじきやすさ、ばれやすさを解消した。そしてPEでの使用も考慮しているとの事。

もちろん即購入。862LS。832Lのスローテーパーモデル。
確かにいい感じ。デスペラード特有の感度はそのままに、はじきやすさばれやすさはかなり解消されている。
PEを使ってもガツガツといった尖った動きをいい感じにいなしてくれる。

スローテーパーというが実測してみるとそれほどの差は無い。
でも、使ってみると全然違う。これは直感的な空想だが素材自体が全然違うのかも。
感度を高い水準で維持して、多少柔らかく弾性が低い素材を使っている感じがする、あくまで「感じ」。

もちろん、犠牲にした部分もある。
まず、投げにくい。バスロッドのようにディップを使ってキャスすると飛距離、方向性とも格段に低下している事がわかる。
ディップを使った小刻みなトゥイッチングやドッグウォークはいなされてしまってうまく行かない。
良い様に解釈すると、バスロッドの延長線上から抜け出たということかな?。

862LSはとってもいい感じだったんだけど、50UPではないとその真価を発揮しにくい。
私のフィールドでは半分以上が50以下。そうなるとパワーを落としたロッドが欲しくなる。
そう「セイゴでもスリリングなやり取りを楽しみたい!」

ちっちゃい魚でもロッドがグイッと絞り込まれるとそれなりに雰囲気出るもんね(笑)。
その裏に驚異的なパワーを持っているダイコーのロッドだから言える贅沢かも。

802LLSと832LLのアクション比較です。
ディップに200gの缶コーヒーを吊るしてみました。
下のラインが802LLSです。

実験してみると差なんてこんなもんなんですよね。
でも、実際こいつをフィールドに持ちこんでキャストしてみたりファイトしてみるとまったくの別ものになるから不思議。
とりあえず2002年シーズンはDS−802LLSをパートナーとして選んでみました。
インプレッションは年末の予定。

ハハハー。そう言えばこいつがあったのを忘れていた。
DS−962ML。昔ちょっと使っただけで押入れの肥やしになっていた。すっかり忘れてた。

写真も撮り終わって、かたずけが済んだ後に思い出したので集合写真にもれてしまいました。なんか哀れなやつ。

でも、こいつが欲しいという人もいるかも。
オークションに出してみよっかな。と言うことでオークションに提出するための写真撮影をしました。もし、オークションで見かけたら、高く買ってねー。もちろん大事に使って下さい!。

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