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2004年06月20日 アクアリウムのコケ取り
水槽を立ち上げて2週間がたちました。
水質も安定し、生物ろ過も完璧!。
しかし、ロターラ・インディカの気中葉が大量に溶けたため、底床やガラス面のコケがかなり目立ち始めました。

水質が安定し、コケが発生し始めたとなればコケ取り職人の投入ですね。
コケ取り職人といえでも、大きく成長してしまったコケはあまり食べてくれませんので、これからはえようとする若葉(コケは若葉って言うのかな?)の内に入れてしまうのが効果的。
では、今回投入したコケ取り職人のご紹介です。

まずはこいつヤマトヌマエビ。体長3cmほど。
もはやコケ取りの代名詞、常に足踏みする様にして、葉っぱや底床についたコケをきれいに掃除してくれます。

仕事が丁寧を通り越して繊細といえるほど。
水草を傷つけることなくコケだけきちんと取り除いてくれます。しかもとても勤勉でまさに職人。

一番頼りになるヤマトヌマエビは10匹投入。コケの発生が少なくなったら5匹程度に減らす予定です。

お次はオトシンクスル。体長3cmほど。
ヤマトヌマエビに並ぶ有名なコケ取り職人。

吸盤みたいな口でガラス面や葉っぱにくっ付いて、表面に付いたコケを削り取ってくれます。

ちょっととぼけた表情がなんともかわいい魚です。

とりあえず1匹投入です。

こいつはブラックモーリー。体長3cmほど。
かなり伸びてしまったコケでもバシバシ突っついて吸い込み、食べてしまいます。

その吸い込みがかなり強烈ですので、植えたてのグロッソスティグマ等は引き抜いてしまいます。頼りになるんですけど、仕事が粗いんですよね(笑)。

今はまだ引き抜かれるような水草を植えていませんので2匹投入です。
前景用の小さな水草を植えるときは取り出さないとね。

最後に登場したのがこの2種類。
貝のほうはイシマキガイ。体長1pほど。
その貝についたコケをおいしそうに食べているのがサイヤミーズ・フライング・フォックス。

この2種類を入れるのは賛否両論かな?。

イシマキガイは底床やガラス面にこびりついた頑固なコケを取り除くのには必要ですけど、正面のガラスにくっついていると、多少見栄えが・・・・(^_^;)

まぁ、コケがなくなったら取り出して、コケが目立ち始めたらまた入れればよいことなんですけどね。

一番問題なのはサイヤミーズ・フライング・フォックス。
ちょっと前まではなかなか手に入らなかった魚ですが、最近はどこのお店でもよく見かけますね。何が問題かと申しますと、10cm程度まで大きくなること。60cmの水槽ではちょっと大きくなりすぎ。しかも小さなヤマトヌマエビなどを突っついたりして周りに迷惑。

その上、取り出そうとしてもとっても賢くてすばやいのでなかなか捕まえることができません。
オトシンクルスあたりなら水草をちょっと突っついて脅かしてあげればアホみたいに開けた場所に出てきて簡単に捕まえられるのですが、こいつは結構根性が座っていて多少のことでは水草の陰から出てきません。出てきたとしてもすばやく泳いでまた別の水草の陰へ。

取り出すときは水を全部抜いて、前面にちょっと残った水溜りの中で身動きが取れなくなった所を捕まえるほどですから、コケが生えたら投入してコケがなくなったら取り出すという作業がとっても大変。

しかし、こいつには驚くべき能力が!。
他の種類では除去できないコケを食べてくれるんです。
葉の縁についた髭状のコケや珊瑚状のコケ。プラスチックやガラス面にこびり付く房状のコケ。ピンセットで摘んで取り除こうとしても頑固に付着しているコケさえもきれいに食べてくれます。

他のコケが掃除されてしまうと頑固に付着したコケがドンドン勢力を伸ばしますので、そいつを食べてくれる唯一の魚サイヤミーズ・フライング・フォックスは、どうしてもはずせないコケ取り職人です。
もう少し小さくて、泳ぎが下手ならいいんですけどね。
品種改良か、新種の発見を待つしかないのかな?。

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