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2006年3月19日 カーナビを取り付けよう
長く長く待っておりました日産ノートがやっと納車されました。
いいですね〜、新車の香り。

でも、新車を手に入れた喜びより、私のカーライフの大半を共に過ごしてきたマークUとのお
別れの悲しみのほうがちょっと勝っていると言った心境です。

ノートは納車されましたが、まだ完成品ではありません。そう、まだカーナビが付いていないん
です。すぐにでも運転してみたい気持ちを抑え、まずはカーナビの取り付け作業開始です。

今回購入したカーナビはこちら。

ポータブルカーナビ ゴリラ NV−420

市販されている「NV−470 」と言う機種にテレビ機能をつけたオートバックス専用モデルです。

オートバックスで買ったんじゃないんですよ。
あまり大きな声じゃ言えないんですけど、付属のナビソフト が今年の4月にバージョンアップされるため、ネットオークションで投売り状態になっているみたい。

足元を見たようで申し訳ないのですが、ネットにて4万円で購入させていただきました。

前にもお話しましたが、付属の全国版ナビソフト(CD1枚のみ)は地図が粗くほとんど使い物
にならないため、すぐにネットで売り払い、関東版ナビソフト(CD2枚組み)を購入しました。

画面は6.5インチのタッチパネル。
2分割にすることも出来ます。

斜め上から見下ろしたバードビューにも出来ますし、交差点は拡大されますし、カーナビとしての基本的な機能は備えているようです。

さあ、こいつをどこにどう取り付けるか、思案のしどころです。

最初に気になったのがパーキングブレーキコード。
パーキングブレーキを引くと車のテールランプが点灯する。あの回路に直結しなさいと説明書
には書かれています。

どうやら運転中の操作は危険なので、パーキングブレーキを引いた状態じゃないと操作が出
来ないように配線するみたい。しかしまあ、説明文も図解もあまりにも抽象的すぎて、具体的
にどこをどうしてよいやら見当も付きません。

ためしにパーキングブレーキコードを付けずにカーナビを操作して見ましたが、「パーキングブ
レーキが引いていない」というメッセージが出て、ほとんどの操作に制限がかけられている状
態。

「う〜ん、どうしよう」
車内のカバーをはがしてパーキングブレーキの回路を見つけるなんて、私にはほとんど不可
能です。

しかし、その構造は単純で、コードをわざわざパーキングブレーキ回路に直結しなくても、アー
スに接続してしまえば制限が解除されてしまうようです。

「コードを車体につないでアースをとっちまうか」
それが一番手っ取り早い方法のようです。

パーキングブレーキコードのプラグからコードが2本出ていれば、それを直結して回路を完成
させてしまえば良いだけなのですが、そんな事が出来ないようにプラグからは一本のコードし
か出ていません。

「コードが1本しか出ていない・・・・」
そうか、それならコードが2本出ているプラグを買ってくればよいわけだ。
ピンの直径を測ると2.5ミリ。かなり小さいサイズです。果たしてこのサイズのプラグが売って
いるのでしょうか。さっそく100円ショップに行ってみました。

すると、ありました、ありました。

たった一種類だけでしたが、モノラルラジオに使うイヤホンに、2.5ミリのミニピンプラグ付いて売っていました。

さっそく買って帰って、プラグをパーキングブレーキ端子に差し込んでみるとぴったり。
さあ、回路はつながりました。果たしてカーナビはパーキングブレーキが引いてあると勘違い
してくれるでしょうか?

恐る恐るカーナビを操作してみると、何の制限もなく全ての操作ができるようになりました。
ハハハッ、こんな単純な方法でだまされるなんてカーナビもたいした事ないな(笑)。

イヤホンがカーナビにぶら下がっていると言うのも変な状態なので、コードを短く切り、中の電線をむき出しにして直結しました。

パーキングブレーキコードが付いていたんじゃ、他の車に移し変えるときに何かと不便ですからね。

これでポータブル本来の機能が維持されると言うものです。良い子はまねしないでね(笑)。

さて、これからが本題。カーナビをどこに置くかです。
一番簡単なのはダッシュボードの上に置いちゃうタイプ。オンダッシュと言うそうです。
ノートのダッシュボードは平らになっておりますので、付属の取付金具とそれに付随する両面
テープを使えばあっという間に作業終了です。

しかし・・・・そう、あくまでポータブルナビなんですよね。
両面テープで取り付ける方法だと、他の車に移したときの取り付け方法を別に考えなくてはな
りません。

「なんか、こう、取付金具ごと取り外して、他の車にも簡単に取り付けられる様な方法は・・・」
そんな都合の良い取付金具なんてないですよね(^_^;)

写真はノートのセンターパネルです。
オーディオの上に小物入れが付いています。

この小物入れはトラックにもセレナにも付いています。しかも規格が統一されているようなので、この小物入れを利用してカーナビが取り付けられればうまく行くかも。

そう思いながらあれこれ考えているうちに妙案が浮かびました。

まずは3ミリの鉄板を、幅130ミリ、長さ200ミリくらいにカット。

写真の上の部分は両面テープになっています。そして下の部分はガムテープを巻いて6ミリの穴を開けました。
鉄板を小物入れに固定したあと、写真のような感じでカーナビを鉄板に固定します。

ねじはカーナビについていたものを使用しました。

巻いたガムテープはカーナビが傷つかないようにするためのクッションです。

ちなみに背景はノートの助手席。
値段が安い割には結構良いシート地を使っています(笑)。
鉄板を小物入れに両面テープでしっかり固定。

最初は鉄板ごと別の車に移動させようと思っておりましたが、こんな鉄板ならいくらでも作れますので、鉄板は固定して、ナビをねじで取り外して移動させることにしました。
そして、ネジでナビを取り付けて、とりあえず確認。

写真を撮るカメラが画面に映りこんじゃったけど、取り付けに関してはなかなか良いできばえでしょ。
写真の通り、小物入れは奥が下に向かって傾斜していますので、両面テープがなくても、カーナビが前へ出てきてしまうことはなさそうです。

それに3ミリの鉄板は予想以上に重く、カーナビの重さでカーナビがお辞儀をしてしまうこともなさそうです。

でも、車が跳ねたりしたらカーナビがお辞儀してしまうかもしれませんので、それなりの対策は必要な感じ。

「発泡スチロールでも詰めておこうかな」
小物入れの中にキュッと発泡スチロールでも詰めておけば、どんなに車が跳ねてもカーナビ
がお辞儀することはないでしょう。発泡スチロールでは滑って出てきてしまうかもしれないの
で、ウレタンのほうがいいかな、サイズがあればスーパーボールでもいいかな。

アイデアはいくらでも浮かびます。が、なかなか実行に移す気になれません。
そう、難しい問題が2つほど持ち上がって、そちらのほうが気になっております。

1つはシガー電源のアダプタ。
電源コードの真ん中辺りに、石鹸をさらに厚くしたような巨大なアダプタが付いています。
「こんなでっかいアダプタをどこに置くか・・・・」

パネルの裏側に入れてしまえばよいことなんでしょうけど、他の車でも利用するのでそうは行
きません。いろいろ考えましたが、シフトレバーの前にある小物入れの中に転がしておくしか
なさそうです。せっかくカーナビがすっきり収まったのに、見栄えが悪くなって残念です。

そしてもう1つはGPSアンテナのコード。
なんとこのコード5メートルもあるんです。ミニバンなどでは車内にGPSアンテナを置くと感度
が悪くなるため、車外に置けるようコードの長さがかなり長くなっているようです。
GPSアンテナは車内に置きます。車外に置くと取り付けや取り外しがたいへんですから。

「コードを束ねてダッシュボードの上に置くのもかっこ悪いよな」
ためしに、カーナビにGPSアンテナをつないでみました。
アンテナの位置は車内の左前方。カーナビから1メートルも離れていません。
余った4メートルにも及ぶコードを束ねるとかなりの大きさ。さすがにこんなものをダッシュボー
ドの上に置くとかなり目障りです。

「どこかしまっておける場所は・・・」
狭い室内です、そんな場所はある訳ない。
そう思ったとき、すごい場所を発見してしまいました。

カーナビの後ろにある小物入れの中。

そう、カーナビを設置したために、使い物にならなくなってしまった小物入れがあるではありま
せんか。さっそく束ねたコードを小物入れの中にしまってみるとスッキリ〜。

「もしかして、あの忌まわしきシガー電源のアダプターも小物入れの中に入るか?」
大きさ的にはギリギリ?いや、ちょっとでかいかも。でも、もしかしたら・・・。
アダプタが小物入れに入るか入らないかで見た目の完成度は雲泥の差です。

期待と不安が入り混じるなか、アダプタをゆっくり小物入れに近づける。
そして、アダプタをゆっくり小物入れに入れていく。

するとどうでしょう、あの巨大なアダプタがぴったり小物入れに収まるではありませんか!。

「やった〜」

アダプタはシフトレバーの先にゴロンと転がしておかなければならないと覚悟していただけに、これは最高にうれしかったです。

しかも邪魔者以外の何者でもなかったアダプタが、ナビがお辞儀をしないようにするための
「詰め物」の役割まで果たしてくれました。まさに一石二鳥。

真ん中にアダプタ、右に余分な電源コード、そして左に余分なアンテナコードを収納して全て
がすっきり収まりました。

上のコードはGPSアンテナへ、下のコードはシガー電源へ、そして余ったコードとアダプタはナビの後ろの小物入れへ。

本当は小物入れに穴を開けて、パネルの裏にコードを通せば完璧だったのですが、それではナビ取り外して他の車に移すことが出来ません。

簡単に取り外して他の車に移せる取り付け方法としては、かなりいい感じになったのではないでしょうか。

ちなみに写真下は、今回めちゃくちゃこだわったオートエアコンです(笑)。

車種の選定からカーナビの取り付けまでいろいろやってまいりましたが、とりあえず今回が最
終回。でも何か変化がありましたらこちらでちょくちょく紹介するかもしれません。

「何かありましたら」といっても、何かあるようなこともないと思いますが・・・・。
もしかしたら車に目覚めて、リアスポイラーをつけるなんて事になるかも(笑)。

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