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2005年7月9日 ニホンカナヘビ
いや〜、お待たせいたしました。
とうとう我が家にもカナヘビがやってまいりました。正確には「ニホンカナヘビ」
その雄姿をとくとごらんあれ!

どうでしょうか、この気品のあるいでたち。
空き地の草むらの生態系で頂点に立つ生物ですから、まさに王者の風格です。

とは言うものの、猫や鳥など天敵が多すぎて、とっても臆病なのも確かです(^_^;)

水槽の中に放してあげたときは、それはもう怯えまくり、水槽の隅っこの方でじっとして身動きひとつしませんでした。

しかし、結構警戒心が少ないのか、時間が経つとすぐに水槽の環境に慣れ始めました。

水槽の中の散策をはじめ、パートナーと出合ってホッとしたのか、照明の真下、落ち葉の布団の上で仲良く日光浴。

奥の個体なんか目をとろ〜んとさせちゃって、かなり気持ちよさそう。

ニホンカナヘビも結構かわいいもんでしょう。

ニホンカナヘビは縄張り意識がなく、オス同士でもケンカせずに仲良く暮らすそうです。
肉食の生物にしては珍しいですね。

仲良く日光浴をしている姿をしばらく見ておりましたが、やっぱり早くハンティングが見たい。

しかし、そんな私の気持ちなど全く無視。
ちょっと動いたかと思ったら、またお腹を広げて日光浴の体勢。

葉っぱの上、石の上、木の上と、場所を変えての日光浴三昧です。

ほんと、ニホンカナヘビって日光浴が好きですね。

そして、やっと体が温まったのか、それとも日光浴に飽きたのか、はたまた、お腹がすいてきたのか、本格的に活動を再開いたしました。

静かながらも鋭い動きで移動し、落ち葉の下や石の陰などに首を突っ込んでは舌を出し、
獲物の気配をうかがっています。

う〜ん、こういう野性の姿は見ているだけでワクワクしますね。

とうとうミルワームの入ったガラス容器に気付き、素早く近付くと中の様子を伺う。
蠢くミルワームを凝視し、2、3度、首をかしげるように距離感を測る。
そして舌をペロペロと出して獲物を確認したと思ったら、いきなりガブッ。

素早くガラス容器から脱出したと思ったら、その口にはしっかりミルワームをくわえておりました。

いや〜、あまりの早業に見とれておりました。
さすがニホンカナヘビ、見事なハンティングです。

しかし、この顔スゴイですね。
さっきまでのんびりと昼寝をしていた時の顔とは全くの別物。

まるで映画に出てくる肉食恐竜のような迫力さえ感じます。


画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ
しかし、捕まったミルワームも必死です。

体をくねらせ、土を巻き上げ、なんとか逃れようと、もがきまくります。(画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ)

しかしニホンカナヘビは、ミルワームがもがきまくっている事など気にも留めず、お尻から少しずつ丸呑みしていきます。

う〜ん、生きたまま飲み込まれて行くミルワームの気持ちになると、少し・・・・・(^_^;)


画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ
そして、新たな標的を見つけたニホンカナヘビ。
その視線は、鋭くコオロギへと突き刺さっています(画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ)。

ジェラシックパークに出てきたラプトルそっくりですね。

さあ、何も知らずにのんきに散歩しているコオロギ。絶体絶命のピンチです。

このあといったいどうなるのでしょうか・・・・
こんなんなっちゃいました。
お魚くわえたドラ猫状態です(笑)。
ガーーーッ

目をむき出しにして、獲物に鋭い歯を立てるニホンカナヘビ。恐ろしい表情ですね〜(^_^;)

日本カナヘビの歯がこんなに鋭くなっているとは知りませんでした。

ちなみに食べられているのは「ドラゴンボール」で界王様の所に住んでいたグレゴリー君です(ウソウソ)。

と、言うわけで、今回やっとニホンカナヘビ君にご登場願えました。
ニホンカナヘビの様子は写真館のほうに随時アップしてまいりますのでお楽しみに。

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