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2001年12月1日 アベニーパファーとの混泳
なんか最近はしっとり落ち着いちゃった感じ。Co.ステルバイは水槽の前面に出てきてよく砂をほじくって楽しませてくれるんですけど、Co.コンコロールはほとんど水草の茂みに隠れてしまっています。えさの時間になると水槽の前面に出てきてくれるんですけど・・・・。養ってもらっているんだからもう少しサービスしなさいっ!(笑)。

Co.ハスタートゥスは相変わらずの臆病振りでなかなか姿を見せてくれませんが、たまに何気なく水槽を見ると、4、5匹で群泳しながら水槽の前面を行ったり来たり浮いたり沈んだりして・・・・何しているんだろう?楽しいのかな?。

そんな水槽にもちょっとした異変が!?。

前から気にはなっていたんですけど、スネールがちょっと多すぎ。
スネールは水槽に沸くタニシ類の総称です。今この水槽にいるのはサザエみたいなソフトクリーム型のやつと、アンモナイトみたいに平べったいやつ。平べったいやつのほうが繁殖力が旺盛みたいでどんどん増えてる。

ソフトクリーム型のタニシは、タニシがタニシの上に乗っかると下のタニシがすごい勢いでイヤイヤをしたりして結構楽しませてくれるんですけど、やっぱあんまり見栄えはよくないですよね。

じゃ〜〜ん。こいつがスネールを食べてくれるお魚です。
名前はアベニー・パファーといいます。値段はピンからキリまで。観賞用に売っていると一匹500円位しますけど、私がよく行くアクアショップではスネール退治用として5匹500円とオトシン並みの安さです。

アベニーパファーは見てすぐわかる通りフグの仲間です。体長は大きくなっても4pくらいにしかならないそうです、ちなみにうちにいるアベニーパファーは2pくらい。淡水仕様のフグなので塩分なしでも生きられるんです。

こいつはとっても不思議な泳ぎをします。尾びれは敵から逃げるときにしか使いません。胸ビレや背ビレをハチドリのように高速で動かして、前後左右上下に平行移動します。まるで風にもてあそばれている風船みたい。えらの動きが速くてほとんど目に見えないため、最初はどういう風にして進んでいるのかわかりませんでした。

右にいるのがCo.コンコロール。3cmくらいの個体です。左にいるアベニーパッファーはイトメにねらいを定めているところです。前後左右に平行移動して水草のジャングルをホバリングしながら進んでいく姿は攻撃ヘリみたいでかっこいい(笑)。

獲物を見つけるとスーッとそばに音もなく近づいて(音がしたら変だよね)自分の間合いに入ったら高速でバクッ!。

この食いつく早さから言って、スネールだけでなく口に入る小動物は何でも食べてしまうね、きっと。だから稚魚や稚エビなんかにとってかなりの脅威になるんじゃないかな。

口がちっちゃいから大きなスネールは食べられないけど、ちっちゃいスネールは確実に食べてくれます。大きいスネールは見付けた時にピンセットでつまみ出せば一ヶ月ほどでスネールは全滅してしまいます。

でも、全滅した後もアベニーパファを水槽に入れておくと、空腹でフラフラになったアベニーパファーは魚のひれを突っつくようになります。その行為はかなり執拗に繰り返されるので、そうなる前に混泳は中止、別の水槽に移しましょう。

もうひとつ。古い葉っぱにうっすらと産毛のようなコケが生えてきました。
良く見ないとわからないのですが、そこはやっぱり良く見てしまうのがアクアリストなんですよね(笑)。「自己満足の世界」的にはこう言った小さい所が気になる。ヤマトヌマエビを入れてちょこちょこ足踏みしてもらって取ってしまうのが手っ取り早いんですけど、コリドラスのエサを横取りするので、ここはビーシュリンプにおいでいただきました。

ヤマトヌマエビに比べて小柄ですので、あまり効果は期待できませんが。それなりにがんばってくれるでしょう。
ビーシュリンプ水槽から2cmを超える大きいやつを選んで10匹ほど投入しました。

こいつもコリドラスのエサが大好きですが、ヤマトヌマエビみたいにタブレットを抱え込んで安全な場所に逃げて行ったりしないので、その点は安心できます。

本当は30匹ほど入れたいんですけど予算が(涙)。今後のビーシュリンプ水槽での繁殖が待たれます。

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