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2001年10月25日 コリドラスの餌
最近は、日がな一日水槽の前でコリドラスを眺めてばかり。
白い体に黒い斑点、それにとっても鮮やかなオレンジ色のヒレ。ユニークな格好で、ガンダム世代の私はララァの乗っていたエルメスを思い出す(笑)。
3匹で仲良く泳ぎ回る姿や、砂に顔を突っ込んで餌を探す姿はホント、ユーモラスでとってもかわいい。

水槽を眺めている姿をシーバス釣りの人に見られたら「水槽の前にずっと座ってアホみたい」って言われそう。でも、釣りをしているところをアクアリストに見られたら「魚のおもちゃを海に向かって何時間も投げていてアホみたい」って言われるかな。よーするに私はダブルでアホってこと(笑)。

買って来た3匹のうち、1匹は他の2匹より一回り体が大きい。

小さいほうの2匹はとっても人になれている。多分、大規模な養殖所とかじゃなくて、個人のブリーダーに育てられた感じ。エサをあげようとふたをあけると、すぐに水槽の前面に出てきて砂をほじくりだす。まるで「パブロフの犬」状態。ピンセットとか全然怖がらないから、ピンセットで餌をあげることもできる。よく人に慣れていてかわいい。

反対に大きい1匹はほとんど人に慣れていないようで、ちょっとした物音や、人の動きにびっくりして石の後ろに隠れてしまう。いつも隠れるところは同じ。水槽の横から見ればミエミエなんだけど、本人にしてみればそこが隠れ家で安全なところみたい(笑)。

買ってきてから3日ほど経って水に慣れてきたことろで固形のエサをやってみる。
でも、コリドラスは餌に全然気付いてくれない。ヤマトヌマエビがえさの匂いを敏感にキャッチして一直線に泳いでくる。多分こうなるんじゃないかと思って良い方法を考えておいた。

固形のエサを5mmほど砂に埋めてみる。ヤマトヌマエビは餌の真上に来るんだけどエサの上の砂をせっせと口に運ぶだけで餌にありつけない。そしてコリドラス登場!。得意の砂堀で顔を砂にうずめてエサを食べ放題。近くにいるヤマトヌマエビは割りこんで食べようとするんだけど掴むのは砂ばかり、イライラして仲間同士で取っ組み合いのけんかをする始末(笑)。

うまくいったと思ったんだけどね、少したつと、コリドラスは餌を掘り起こしてしまって、ヤマトヌマエビに横取りされてしまいました。最後にはヤマトヌマエビの食べ残しを食べていた。
そういえばコリドラスは「水槽のお掃除やさん」って言われていたんだよね、でも、うちの水槽では主役なんだからプライドを持って欲しい(笑)。

仕方ないので、ヤマトヌマエビはバックアップ水槽に移すことに。でも、もう少しコリドラスを増やして、横取りされないくらいエサに群がるようになったら、また戻ってきてもらいます。なんと言ってもコケ退治には欠かせない存在ですから。

プラスチックの餌箱は固形のエサをあげるためではなく、生きたイトメ(イトミミズ)をあげるために用意しました。餌箱の底には5mmくらいの砂を敷いて、イトメをもぐらせてコリドラスに食事を楽しんでもらおうって考え。人で言うところの「ジャガイモ堀&バーベキュー」みたいな感じ(笑)。

エサ箱にイトメを入れると丸まっていたイトメはあっという間に平らになり、尾っぽを砂の中に入れて体を水中に出し、全身をゆらゆら揺らせて、まるでムーミン谷のニョロニョロみたい(笑)。知らない人はイソギンチャクの触手みたいな感じ。

イトメが砂にもぐるまでコリドラスに食べられないようにふたをしておいたんだけど、ふたを取った瞬間、あっという間にコリドラスが食べに来た!。固形の餌とは食いつきが違う。人に慣れていない大きいやつまですっ飛んできて食いついた(笑)。
イトメは体を水中に出してゆらゆら揺れているんだけど、コリドラスが近づくと砂の中にもぐってしまう。でも、そんなことはおかまいなし、コリドラスはグイグイ顔を砂の中に突っ込んで食べていく。コリドラスが食べ進んだ後はイトメが砂の中に潜って、ちょうどバリカンで刈られた後みたい。でも、すぐイトメは顔を出してゆらゆら始める。
ハハハー、また、水槽の前でぼんやりと時を過ごしてしまいました。
でも、とってもシアワセ!。コリドラス君達もシアワセ?。

少し慣れたらステルバイをもう少し増やしてみる予定です。次回は「コリドラス コンコロール」です。

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