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2006年10月9日 スーパーボーナス特別割引
「スーパーボーナス特別割引」とはスーパーボーナス用販売価格で端末を購入し、分割払いにすると、毎月の支払いをソフトバンクモバイルが負担してくれるというものらしいのですが、ソフトバンクモバイルの説明を読んでいてもなかなか理解できませんよね(^_^;)

下の表はソフトバンクモバイルのホームページにて説明に使われている図を元に、ひとつの例として具体的な数字を入れたものです。

スーパーボーナス用販売価格 2,000円X24回払い=4万8千円
端末購入時
購入から
3ヵ月後
購入から
4ヵ月後
購入から
5ヵ月後
・・・
購入から
27ヵ月後
頭金
1回目の
お支払い
約2,000円
2回目の
お支払い
約2,000円
3回目の
お支払い
約2,000円
・・・
24回目の
お支払い
約2,000円
キャッシュバック等にて
実質無料
ソフトバンクモバイルが負担。実質無料

なんでこんなわけの分からん事をするのか、その意図がまったく分かりません(^_^;)

なんてったって、頭金も無料、月々の支払いも無料の分割払いなんですから(笑)。
そんな分割払いなんて、見た事も聞いた事もありませんので、頭が混乱してしまい、理解に苦しんでしまうのも無理ないですよね。

それもそのはず、実はこれ、ソフトバンクモバイルにとって得となるサービスなのですが、それをわざわざユーザーが得になるように説明しているため、「頭金も無料、月々の支払いも無料の分割払い」なんて、突拍子も無い話になっちゃっているようです。

本来の説明の仕方に修正すると・・・・

スーパーボーナス用販売価格 4万8千円
端末購入時
購入から
3ヵ月後
購入から
4ヵ月後
購入から
5ヵ月後
・・・
購入から
27ヵ月後
解約違約金
4万8千円から
スタート
1回目の
違約金減額

解約違約金
4万6千円に
2回目の
違約金減額

解約違約金
4万4千円に
3回目の
違約金減額

解約違約金
4万2千円に
・・・
24回目の
違約金減額

解約違約金
0円に
機種変更や、解約をすると違約金が発生

こうするとすっきりするでしょ(笑)。

分割払いとか、ソフトバンクモバイルが負担するといった難しい話ではなく、端末代金は今までどおり0円にするけど、その代わり、途中で機種変更したり、解約したりする時は、使用年数に応じた違約金を払ってねってシステム。

違約金は毎月2,000円ずつ減額されて、購入後27ヶ月目には機種変更や解約しても違約金が発生しませんよって事ですね。

端末を0円で手に入れて、即座に解約されてしまうというのは、携帯事業者にとって頭の痛い問題。それを防ぐためのシステムです。機種変更を頻繁に行っている人にとっては、金銭的負担が大幅増となりますので、許しがたい話ですね。

しかし、今までのように新規加入する人や、機種変更する人が0円で端末を手に入れるシステムだと、その代金は私たちソフトバンクユーザーみんなで負担する事になります。
私のように機種変更などほとんどしない人にとってはメチャクチャ損で、ムチャクチャ不平等なシステムだったったんですよね。

そう考えると、端末代金は端末を買う人が負担するという正常なシステムに戻ったとも言えなくもなく、機種変更などほとんどしない人にとってみれば朗報といえば朗報ですね。

27ヶ月間も同じ端末を使えば、私のように機種変更なんてほとんど興味がない人でも、新しい端末が欲しくなる。新しい端末をスーパーボーナス特別割引で手に入れれば、引き続き分割払いの補助金を受ける事になるんですから、みんな平等に毎月2,000円程度の補助金をず〜っと受け続ける事になるんですね。

で、途中で機種変更をしたい人は、補助金を2重に受け取らないように、前の機種の残りのローンは繰り上げ返済する。自分で払って自分で買うわけですから、今までのように私たちに負担が回って来る事もありません。

新規加入者も、機種変更を頻繁にする人も、しない人も、みんな平等に毎月2,000円程度の補助金。よく出来たシステムですね・・・・というよりこれが当たり前ですよね(^_^;)。

端末を紛失してしまっても、機種変更するのと同じように繰り上げ返済しなくてはならないという事が問題になっているようですが、一括返済だけでなく、ローンとして月額使用料に転嫁する方法も選べればよかったんですけどね。そうすれば新しい端末の補助金は受け取りつつ、ローンで買った物をなくしてしまってもローンを払い続けるのは至極当然の事として納得できたのではないでしょうか。

孫社長は、紛失保険などの導入を考えているようですが、結局、紛失を装った機種変更の常習者の端末代を保険料を支払っている人みんなで負担する事になるので、今までのシステム同様、一般の人にとって損な保険制度になってしまうでしょうね。

で、強引にまとめに入ります。

スーパーボーナス特別割引の生い立ちの推測
端末購入時に補助金を出すと言うシステムは、機種変更常習者によって経営が圧迫されるだけでなく、機種変更をしない人はずっと補助金をもらえないと言う不平等なシステムだから廃止しよう。
端末購入時の補助金を廃止する事によって余ったお金は、ソフトバンクモバイルユーザーみんなで平等に分けよう。分配金は月額2000円くらいだな。
そうすると、新しい機種を買う時の負担が大幅に増えて、端末の売れ行きが急激に悪くなり、携帯電話メーカーとの関係が悪くなるぞ。
ならば、携帯電話を分割で買えるようにすればいい。24回払いにすれば月々の支払いが、補助金廃止に伴う分配金とほぼ同額になり、携帯電話購入の負担金は表面上0円。八方丸く収まるじゃないか。
ローンの途中で2回、3回と機種変更した場合は、月額4000円、6000円とローンが増えて行く様にするのか?。
いや、その場合は前の機種のローンは一括返済してもらい、月額のローンは常に2,000円程度の抑えた方がいいだろう。機種変更しても増えるのはローンだけだと、端末を大量に手に入れた後、計画的にローンを踏み倒すなんてヤツも出て来かねないからな。
新しい端末を買わない人にも、月額2,000円を払い続けるのか?。
分割は2年以上になるわけだから、実質ローンを払っていない人なんてほとんどいないだろうな。でも、とりあえず「端末を買った人だけ」って事にしておくか。
その方が端末の売れ行きが良くなるからな。

という事のようです(^_^;)

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