HOME > その他 > 気になる事

前へ 次へ
2006年11月6日 PCスピーカー
「変な色だな・・・」
ビデオに録画した映画を見ていた時、テレビの画面が急に青っぽくなった。
薄暗い背景に、青白く浮かぶ人の顔。
ホラーっぽい要素も取り入れた映画だったので、演出だと思いそのまま見ていたのですが、場面が変わっても、青を基調とした暗い画面は一向に元に戻る気配がありません。

「もしかして、壊れたか?」

ビデオの停止ボタンを押して、今放送されているテレビ番組を確認すると、それも青を基調とした薄暗い画面。リモコンを使ってチャンネルを変えるが、どこもかしこも暗い青。

「潮時ってヤツだな」

15年も前に買ったテレビです。今までもった方が不思議なくらい。
ブラウン管もかなり劣化していて、他のテレビに比べてシャープさがなくなり、字幕が読みつらくなるほどでしたので、そろそろ買い替えを考えていました。

買い替えるとなるとやっぱ薄型テレビが欲しいですよね。
薄型なら置く場所の制約がかなり少なくなりますので、今あるブラウン管テレビのように家具と家具の間にできたスペースにあわせる必要がなくなります。部屋の模様変えを行えば、今よりもっと大きなテレビを置く事だってできるかも。

夢が膨らみます。

しかし問題なのは予算。薄型テレビともなると、それなりの出費を覚悟しなくてはなりません。
前々から買い替えを予定していたのなら、それなりに貯金をしていたのですが、「そのうち買い替えるでしょう」といった漠然とした予定のために貯金などしているわけもなく・・・。

テレビがない生活なんて一日たりとも許せない。
しかしテレビを買うための資金は手元にない。

「どうする・・・・」

しばらく考え込んでしまうパターンにはまるかと思った次の瞬間、すばらしい解決策が頭に浮かびました。

「分割払いだ!」

そう、分割払いがありました。
分割払いなら手元にお金がなくったって、最新の薄型テレビが今すぐ手に入ります。
さっそくインターネットで情報収集開始。

「♪じゃ〜ぱねっと、じゃぱねっと〜、フゥフゥ♪」
鼻歌を歌いながら、金利手数料無料の有名通販のホームページへ。
「32型ぐらいが良いかな、フゥフゥ♪」
「16万9千円はちょっと高いかも、フゥフゥ♪」
「でも、分割にすれば月々の負担はそれほどじゃないかな、フゥフゥ♪」
「金利0なんだから、最大分割だ、フゥフゥ♪」
「月々の負担は・・・・5000円!フゥフゥ♪」

かなり浮かれ気味。

今月から携帯電話代もかなり安くできたし、月額5000円なら何とかなりそう。
現金で購入するなら、いろいろな機種を調べたり、安いお店を調べたりという事もできますが、月額5000円の36回払いで、金利負担無しなんてとこは他にはないでしょうから、ここで売っているこの機種で決めるしかなさそうです。

あとはこの機種に致命的な欠点がないかどうか調べるだけ。
携帯電話やビデオなどと比べれば、テレビの機能なんてどれもこれもみんな同じでしょうから問題はないでしょう。とりあえずって事で、メーカーサイトに行って、この機種に関する情報を調べる事にいたしました。

メーカーサイトに載っていたテレビのサイズを実際にメジャーで再現してみる。
「32型ともなるとかなりでかいなぁ〜」
でかいテレビで見ると、今までの番組も違って見えるかな。
みんなも「みせてくれ〜」って、私の部屋に来たりして。

「みんな・・・って」

まずい!。居間にあるテレビがブラウン管テレビなのに、私の部屋にあるテレビが薄型テレビというのは、どう考えたってまずい!。
どんな嫌味を言われるか分かったもんじゃない。
最悪、私の薄型テレビを召し上げられ、居間にあるブラウン管テレビと、薄型テレビのローンだけを押し付けられる可能性だってある。

「居間のテレビが薄型テレビなら、何の気兼ねも要らないんだけど・・・・」

居間にあるブラウン管テレビは4年前に購入したもの。
当時はまだ薄型テレビなんて、とても手が出るような金額じゃなかったのでブラウン管テレビを買いました。薄型テレビが安くなったとはいえ、4年しか使っていないテレビを捨てるわけにも行かず、家族会議では居間にあるテレビの買い替え話など一度も出た事がありません。

薄型テレビはあきらめるしかなさそう。

今はちょうどアナログ放送からデジタル放送への移行期ですから、2011年のアナログ放送終了時に、私のテレビと居間のテレビを同時に薄型テレビに買い替えるという形が一番よいようです。その頃には薄型テレビもさらにお求め安くなっているでしょうし、目標に向かって貯金もできているでしょうからね。

そう自分を納得させ、つなぎのためのブラウン管テレビを買いに近くの電気量販店へ。

「ひえ〜、これだけ〜」
時代の流れというのは恐ろしいもんです。多種多様な薄型テレビが陳列されている片隅で、ブラウン管テレビは大きさごとに1,2種類展示してあるだけ。まるで不良在庫扱いです。
あと1年もすればブラウン管テレビなど、どこにも売っていないかもしれません。

しかし、うれしい事もありました。値段がびっくりするほど安い。私が求めていた25型のテレビは3万円未満で購入できます。あんなにでかくて、あんなに重い物が、3万円弱で買えるなんて思ってもいなかっただけに、これはうれしい誤算です。

「25型はこれだけか」
自宅近郊の大手家電量販店を4店ほど見て回りましたが、めぼしい機種は2種類のみ。
その内、スピーカーがブラウン管の横についている機種だと幅が広くなりすぎて家具の間に納まらないため、スピーカーがブラウン管の下についているやつを購入しました。

三菱 25型ステレオフラットテレビ 25T-D104

安い割にはそれなりのものはついています。
ビデオ入力が3系統、D1端子が1系統。

CSやらビデオやらDVDやら、テレビにつなぐ機器がやたらと多い私ですので、これはかなり助かります。

普通なら新しいテレビにアンテナケーブルをつないで電源を入れるだけで終わりですが、私の場合めちゃくちゃ大変な作業が待っていました。

「これはDVDレコーダーからの出力だろ、こっちはCSの入力で、これはダビング用のコード」
「これはCSアンテナからのケーブルでこっちがVHF、で、これがBSアンテナか・・・・」

テレビの後ろはコードだらけ。ゴチャゴチャのグッチャグチャ。
配線が終わり、全ての系統のテストが終了するのに小一時間かかってしまいました。

「ふ〜」

ミルクティーを飲みながら、新しいテレビを鑑賞。
「やっぱ新しいテレビはシャープさが違うねぇ〜」
今までぼやけていた字幕などの輪郭もはっきりくっきり。明るさも数段まして、鮮やかな色彩を放っています。

しかし、問題が発覚しました。

前のテレビはそれなりの値段がしましたので、それなりのスピーカーがついていました。
しかし、今回のテレビはいわばコストパフォーマンス重視のテレビ、実用の範疇を超えた贅沢な装備はありません。スピーカー自体に問題があるのではなく、私の事情にスピーカーが合わなくなってしまいました。

テレビは壁に押し付けるようにして設置しているのですが、その壁一枚挟んだ向こう側は母の部屋。壁一枚挟んだ母の方が、私よりもずっとテレビに近い事になります。

前のテレビはちょっと贅沢な機能がついていて、ブラウン管の両端に耳の様についているスピーカーが取り外せるようになっていました。ですので、長めのスピーカーケーブルをつなぎ、スピーカーを私の近くに設置する事で、隣の部屋に音が漏れないようにしていたんです。

しかし、今回のテレビは当然ながらスピーカーがはずせるような機能は付いていません。
 
普段聴いている程度の音にテレビのボリュームを合わせて隣の母の部屋へ。
静かに耳をすますと、小さいながらテレビの音がもれ聞こえます。
そんなに気になるほどの音量ではありませんが、母は夜になると自室に戻って読書をする事が良くあるため、どんなに小さな音でも漏らすわけにはいきません。

「う〜ん、どうしよう」
一番簡単なのはヘッドホン。しかしヘッドホンをしたのでは耳がかゆくなってしょうがない、夏場なんてとても耐えられないでしょう。

テレビの説明書を読んでみましたが、スピーカーへの出力どころかオーディオ出力さえ付いていません。

「となると・・・」
最後にして一番得意な手段「改造」しかないようです。
テレビの中にあるスピーカーを取り外して、耳元に持ってきちゃおうって作戦。
しかし、このテレビは値段が安いだけに故障の危険があります。そのためにわざわざ高いお金を払って5年間の長期保障に入ったのに、改造してしまったのでは保障が効かなくなって、何の意味もなくなってしまいます。それにむき出しのスピーカーが床に転がっているというのもちょっと情けない。

まさに八方塞。

「出力系統がひとつもないんだから、どうする事もできないよな」
ヘッドホンで聴くしかなさそうです。
「いや、まてよ」
携帯電話にしても、MP3プレイヤーにしても、ヘッドホン出力しかない機器をスピーカーにつないで大音量で聴いているじゃないか。
「その方法があった!」

安いラジカセを買ってきて、ラジカセの音声入力と、テレビのヘッドホン出力をケーブルでつなげば、耳元までスピーカーがやってきます。

善は急げ。さっそく安いラジカセを探しに出かけたいところですが、もうすぐ夕食。

今日はあきらめましょう。

翌日。

近くの電気量販店に行って、音声入力端子付きの安いラジカセを物色しましたが、なかなか良い物がありません。

「安くて、コンパクトなヤツ・・・・」

安いやつはあります。コンパクトなやつもあります。でもそういうやつは、まったくといってよいほど音声入力端子が付いていません。

そんな中、安いラジカセよりずっと良い物を発見してしまいました。
それはアクティブスピーカー。アンプが内蔵されたスピーカーです。
そう、パソコンの外付けに使われるスピーカー。考えてみれば、パソコンの音声出力もヘッドホンと同じ3.5ミリ・ミニピンプラグだったんですよね。

アクティブスピーカーなら、アンプとスピーカーだけですのでラジカセよりずっと安上がり。
さらに狭いパソコンデスクに置けるように、コンパクトでスタイリッシュな物がたくさんあります。

「いや〜、これは壮観だな」

PCスピーカーのコーナーに陳列された60種類を超えるスピーカー群。
最近流行のiPODのスピーカーとしても利用できるため、種類が充実してきたのでしょう。
みんな魅力的なスピーカーばかりで、どれを選んでよいか迷っちゃいます。
いままで、良い物がなくて困っていたのがウソの様。

「え、これ全部試聴できるんだ」
壁に貼られた紙には試聴の仕方が書かれています。
そうと分かれば全部視聴してみないと収まらないのが私の性格。

コーナーは3つに分かれていて、それぞれ20種類ほどのアクティブスピーカーが置いてあります。そして、CDプレイヤーとAVセレクターが1台ずつ。
AVセレクターにはリモコンが付いていて、そのリモコンの数字ボタンを押すと、対応したアクティブスピーカーが鳴るようになっています。

「こんなにいっぱいセレクトできるんだ」
1〜20までのボタンが整然と並んだAVセレクタのリモコンを見てびっくり。
さっそく1のボタンを押してみると左の一番上のアクティブスピーカーが鳴り出しました。

2番のスピーカー、3番のスピーカー、4番のスピーカー・・・・。

1ずつ聴いて行くうちに、だんだんPCスピーカーというものが分かってきました。
コンパクトで安いものは、残念ながらあまりいい音は出ません。

コンパクトでも5,000円位するものなら、それなりの音は出るようです。
5,000円前後のコンパクトスピーカーで一番印象が良かったのは、
SONY SRS-Z31

しかし、やはりコンパクトなボディーでは、どうしても低音が苦手となってしまうようです。

同じくらいの価格でも、サイズに余裕があるル・シータ GX-R3X と比べると、低音が見劣りしてしまいます。コンパクトなものを望むなら、音を犠牲にするしかなさそうです。しかし、サイズに余裕があるといっても、パソコンデスクに置く事を考慮して、それなりにコンパクトにまとまっているため、こちらもちょっと低音域が不足気味かな。

そこで、低音を補うためにサブウーハーがセットになったものがいくつかありました。
いわゆる2.1chというヤツですね。

Logicool 2.1chスピーカー X-230

いくつかあったサブウーハー付きのアクティブスピーカーセットの中でも一番良いと思ったのがこれでした。値段も手ごろだし、ほぼ、こいつで決まりかけていたのですが、とんでもないスピーカーと出会ってしまいました。

そのスピーカーの音を聴いた瞬間、今まで聴いてきたスピーカーがまるでおもちゃのように感じられました。電気量販店の喧騒などまるでないがごとく、そのスピーカーから流れ出てくる音が心に染み渡ります。

「何だ、このスピーカーは・・・」

びっくりして、そのスピーカーの前に掲げられている札を見ると、そこには
「BOSE MediaMate II マルチメディア・スピーカーシステム」
の文字が。

「BOSEか・・・・」
BOSEがPC用のアクティブスピーカーを出していたなんて、知りませんでした。さすがにBOSE、その辺のアクティブスピーカーとは比べ物にならないくらい、すばらしい音を奏でます。

他のスピーカー同士を比べる時は、何度も聴き比べてどちらが良いか結論を出す作業をしていましたが、BOSEは別格。聴いた瞬間にまったく別の次元である事に驚かされます。
しかし、値段は他のアクティブスピーカーの2倍はしていますので、それくらいの違いがあって当然かな。

さらに試聴を進めていくと、BOSEに勝るとも劣らないすごいアクティブスピーカーを発見。

ONKYO 77monitor GX-77M
値段はBOSEより上。もはやPCスピーカーの範疇を超えちゃってます(^_^;)
サイズと値段をここまで上げると、アクティブスピーカーでもすごい音が出るんですね。個人的にONKYOの音が好みである事を差し引いても、これは特筆すべき音でした。

って、夢中になってスピーカーの音を聴き比べていたら、気が付くと夕食の時間。
今日はとりあえず帰宅して、頭の中を整理してからもう一度出直しましょう。

「しかし、あのスピーカーはすごかったなぁ」
段違いの音質を見せ付けたBOSEとONKYOの音が耳を離れません。

今回買ったテレビに付いて来たスピーカーは3W+3W。シンプル&コンパクトな「SONY SRS-Z31」でも、テレビに付いているスピーカーレベルの音は出るでしょう。「ル・シータ GX-R3X」や「Logicool X-230」なら、テレビのスピーカーを凌駕する音質になる事は間違いないでしょう。

「さて、どうしたもんか」
悩みどころですね。

テレビをつけて音を聴いてみる。
この音でいいんなら「SONY SRS-Z31」で十分。
軽量コンパクトなので、置く場所を選ばないのが魅力です。

「ル・シータ GX-R3X」ならもう少し良い音。
サブウーハーが付いた「Logicool X-230」ならもっと低音の効いた音が鳴るでしょう。

若い頃は、低音と高音が強調され、メリハリとキレのあるいわゆる「ドンシャリ」が好みでした。
しかし、歳をとるにつれて、低音の響きを心地よい音と思えなくなり、今では低音といえば、深夜のサービスエリアなどでよく見かける、かなり個性的に改造された車の中から響いてくるズンズンという音のイメージしかなくなってしまいました。

低音は控えめ、そしてどこまでも澄んだ高音の伸びを楽しむ・・・・。
音の好みも歳によって変わるようです。

展示してあるPCスピーカーを試聴した限りでは、やたらと「ドンシャリ」が目立ちました。
PCスピーカーは若者がメインターゲットですので、若者の音の好みに調整するのが当たり前といえば当たり前ですが・・・・。

そして、ドンシャリの代表格がサブウーハー付きのスピーカーセットのようでした。
「サブウーハーはいらないかな」
いい歳こいたおじさんの好みで、サブウーハー付きのスピーカーは却下されました。

そしてパソコンデスクという限られたスペースでの使用は考慮していないため、音質を犠牲にしてまでコンパクト化する必要も認められず、「SONY SRS-Z31」も却下させて頂きました。
もし、パソコンデスクという限られたスペースでの使用を考えるなら、たぶん「SONY SRS-Z31」が最有力候補になっていた事でしょう。

残ったのはル・シータ GX-R3X と、あの超高級な2台。

「どうしよう」

あとはテレビの音にどれだけお金をかけられるかという事になります。

「毎日聴くものだから良い音で聴きたい」
「聴くのはバラエティー番組がメインでしょ、そんなたいそうなスピーカーは要らないよ」
「でも、映画だって見るじゃないか、壮大なスケールの映画はそれなりの音で聴きたいよ」

なかなか結論が出ません。

とりあえず、テレビのヘッドホン出力と、自慢のコンポの音声入力をコードでつないで、テレビのヘッドホン出力から出る音源がどんなもんだか調べてみる事に。

「へ〜、こんなに違うんだ」

テレビに付いているスピーカーではモゴモゴとこもってしまっている低音が、コンポのスピーカーではしっかり前へ出ています。

高音にいたってはテレビに付いているスピーカーでは再現しきれない音まで、コンポではクリアーに聞こえます。

東京タワーからアナログ電波に乗せて送られてきた粗悪ともいえる音源ですので、CDのような高品質の音源と違って、スピーカーシステムの違いなどそれほど出ないだろうと思っていただけに、これはかなりの驚きでした。

「テレビの音って、結構いい音だったんだな」
再認識。と、なると買うのはあの超高級品か・・・

ここでお金を惜しんで中途半端なスピーカーを買ったのでは、後悔しそうです。
例えば将来的にパソコンや携帯電話が音楽の中心になるとすれば、アクティブスピーカーが必要となるでしょう。その時「BOSE マルチメディアスピーカー MEDIA MATE II」や「ONKYO 77monitor GX-77M」なら、十分その任に応えてくれるはずです。

もちろんiPODのような携帯型の音楽プレイーが音楽の中心になれば、iPOD用のスピーカーとしてもすばらしい音を奏でてくれる事でしょう。さらには、高品質な地上波デジタル放送の視聴にも、その力を存分に発揮してくれるに違いありません。

「ここは5年後を見越して、超高級アクティブスピーカーだな」

心は決まりました。
「BOSE マルチメディアスピーカー MEDIA MATE II」か「ONKYO 77monitor GX-77M」か。
ここまで来ると、あとは音の好みですね。

好きなのはONKYO。でも、それはCDを試聴した時の感想であって、テレビを聴いたらイメージが変わってくるかもしれません。テレビは声が中心。となるとボーカルの声が浮き立っていたBOSEの方が向いてるかも。

私の部屋に持ってきてテレビの音を聴き比べればすぐに答えは出るのでしょうけど、家電量販店の喧騒の中では、どちらが優れているか甲乙つける事が出来ませんでした。

で、結局カタログを見比べてBOSEに致しました。

BOSEはPCスピーカーであるという事を前提とした作りになっています。
斜め上を向いた外観もそのためです。

そして至近距離で聴いても音が広がるように工夫したり、小音量で聴いても音のバランスが崩れないように工夫している点がカタログで強調されていました。至近距離で小音量というのは私の使い方と一致します。この点をセールスポイントとして前面に押し出しているBOSEに軍配が上がりました。

BOSE MediaMate II マルチメディア・スピーカーシステム

しかし、まだこのスピーカーに決定したわけではないんです。
実はこのスピーカー、12月にフルモデルチェンジになるんです。

新しいスピーカーはBOSE Companion 2 series 2

今、旧タイプのスピーカーを買うか、それとも12月になってから新しいタイプのスピーカーを買うか非常に迷っています。値段も概観もほとんど変わらないようですが、多少は進歩しているはずですので、欲しいのは当然ながら新タイプです。しかし、新タイプが出ると言う事は旧タイプがかなり安く手に入る可能性があると言う事。

とりあえず、在庫処分品など激安の「MEDIA MATE II」が出ていないかオークションなどをチェックし、もし激安で「MEDIA MATE II」が手に入らなかった場合は「Companion2 series2」を買うと言う戦法を採用したいと思います。
「Companion2 series2」を買うのは、販売開始から少し時間がたって、値引率がぐっと上がった年末商戦の頃。それまでに激安の「MEDIA MATE II」が手に入るでしょうか。

しかしその後、旧型が安売りされる事も無く、また、新型の割引率が大きくなることも無く、価格は私の思惑を大きく外れ、堅調に推移しました。さすがは天下のBOSEといったところです。

そして購入したのはもちろん「Companion2 series2」。

さっそくテレビのヘッドホン出力端子につないで、聴いてみました。

「ちょっと、低音がきつすぎるか?」

2,3日はテレビから聞こえてくる低音や高音が多少耳障りな感じがしましたが、1週間くらいして耳が慣れてくると、それほど気にならなくなりました。

聴きなれた音と違っていると、なんとなく耳障りな感じがしてしまうようです。

安くてもBOSEというだけあって、小さいながらもかなり迫力のある音を出してくれています。
単なる小型スピーカーとしてはちょっとお高いですが、汎用性が高いので「買っておいても損はないかなぁ」といったお買い物でした。
前へ   このページの先頭へ   次へ

ルアーシーバス&アクアリウムシーバスアクアリウムオオクワガタカナヘビ

 HOME > その他 > 気になる事 > 06年度
DVDレコーダー アンテナ バブル青田 ジーザス
ハチ CGI掲示板 電話リース商法
停電 コンタクトレンズ 100万カウント
PCスピーカー ドアホン