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2004年6月14日 7HIT3GET 1:30〜8:00 中潮 満潮1:55 

ボートゲーム シーバス 編>

今年の3月に予約を入れて、とても楽しみにしていたボートゲームに行ってまいりました。
チャーターしたボートはもちろん「福の神」さん。

開業と同時に船長さんのお人柄や、船頭さんとしての腕前が口コミで広がり、毎年3月の予約開始と同時に、1年分の予約がほとんどなくなってしまうほどの人気ぶり。
今年も、もはや10月の後半の平日にちょこっと空きがあるだけ。こんな人気のチャーターボートは東京湾広といえども「福の神」さんくらいでしょう。

朝の4時の予約でしたが、事前の打ち合わせでナイトゲームのほうが釣果が期待できるそうなので2時の出船になりました。

船に乗り込み一路ポイントへ。

投光器が海面を照らしているポイント。場所はタムラさんに聞いてね(笑)。
船のエンジンを切り静かに近寄る。船の速度が遅くなりポイントまではまだ遠いけど船の通り道をとりあえずトレースするためにルアーを1投。

ルアーを回収する頃には船は絶好の場所に着く。
今度は本番。投光器が照らしている明暗部の向こう側にNJ-85をキャスト。
風もなく波も穏やか。NJ-85の重さをかすかに感じる程度にデッドスローで引いてくる。

投光器の照らしている場所を過ぎた後の明暗部でHIT。
久しぶりの魚の感触に心臓がドキドキ。魚はかなりでかい。ドラグをきつめにして船縁に寄せようと思ったけど、ロッドの弾力がなくなるほどの引きにあわててドラグを緩めて長期戦に入る。

ドラグが鳴りラインが出て行く。しばらくしてシーバスの動きが弱くなる。
ラインを巻き取りながら
「でかいですよ〜〜」
って、余裕でタムラさんに話しかけていたらあえなくフックアウト (T_T)/~~~
「そんな〜〜」
ガッチリかかっていたと思ったんですけどね、もう少し慎重にファイトすればよかった。

しかし、次の1投にも連続HIT

こいつは慎重にファイトして本日初GET。
サイズはアベレージサイズですけど、ファイトはなかなか楽しめました。

連続HITに気をよくして「今日は大量だぞ」なんて思ってたら、その後まったく音沙汰無し。
タムラさんなんかストラクチャーにラインを絡めてしまうほどの悪運ぶり。
タムラさんが陸地に船を接岸してラインを解いている間に、私は上陸して陸っぱり。

久々の陸っぱり。
NJ-85を岸際にキャストしてデッドスローでリトリーブすること6キャスト目。
不意にゴンという衝撃とともにヘッドシェイクが始まる。HIT!。
ファイトしながら考える。「抜きあげるか?、網を持ってくるか?」

網が置いてある船は角をひとつ曲がった向こう側、ストラクチャーが多くてそっちまで引っ張って行けそうもない。「となると、抜き上げか・・・」
高さは1.5メートルほど。いつもより全然低い。
「長年やってきた陸っぱりの技術を見せてやるぜ!」
オラオラオラ〜っと、シーバスを抜きあげる。しかし、道半ばにしてシーバスからフックがはずれ、海の中にボチャンと帰っていってしまいました。

海面に広がる波紋を見ながら、最近陸っぱりに行っていないことを思い出すのであった。

このあとはひどかった。2:30〜4:00までの1時間30分の間にHITしたのはたった2匹。使ったルアーはナイトレイドのレッドヘッド。しかし、1匹はばらしてしまいました。

周りが明るきなったものの、日が出ないうちにNJ-85で1匹追加。こちらはミドルスピードのストップ&ゴーでした。

NJ-85はソルトウォーター仕様が出たため、ナチュラルウォーター仕様は廃盤になってしまったようです。

それはどうでもいいんですけど、私が一番気に入っている写真のカラーがなくなっているってどういうこと?。昼間はこのカラーが一番釣れると思うんだけどなぁ〜。何とかならないですか?BASSDAYさん。

廃盤でもう手に入らなくなってしまったNJ-85のド派手カラーをキャスト。
なんか、もぞもぞっとした感触でラインに重みを感じる。
「魚か?」
しかし、重みは感じるもののその物体は何の抵抗もなく引きずられるようにこちらに寄ってくる。心臓の鼓動が早くなる。余裕でこちらの出方を見ている魚は大型の証拠。

しかし、冷静に考えるとラインの重さからして、それほど大きな魚には思えない。
ということは・・・。

「ゴミかもしれない」
状況を見守っていたタムラさんにとりあえず最初のご報告。
「ゴミかもしれないって・・・」タムラさんが笑ってる。
しかし、動かないし、それほど重くないし、こんなのよく分からん(笑)。

しばらくして、その物体は生き物であることを示すように動き出した。
しかし、その動きにはシーバス特有のヘッドシェイクがない。左右に平行移動している感じ。

「ボラを釣っちゃったかも」
タムラさんに二度目のご報告。
「この辺でボラはかからないけどなぁ〜」とタムラさん。
確かに、ルアーもボラが食ってくるアクションではなかった。しかしこの動きはボラかシーバスかと言われればボラに近い。

「スレじゃないと思うんですけど」
三度目のご報告。スレならもっと元気よく泳ぎ回るはず。

一通りファイトが終わって船縁に寄せてきて、海面に引き上げてくると・・・・。
なんとその魚は仰向け。頭と腹の間、人間で言うところのノドの部分に引っかかっていて、仰向けになって上がってきた。

「なるほど」
それで、ラインをしっかり引っ張ることができなかったのね、ナットク。
魚が海面でバシャバシャっと暴れて180度回転し普段の姿勢に戻った瞬間、ルアーがフックアウト。こいつは痛恨のバラシ (T_T)/~~~
大きさはせいぜい40cm。ナットクしていないでさっさと抜きあげちゃえばよかった。

太陽が出てきて日が当りだしてからは、もう最悪。
ショートバイトどころか、魚が追いかけてくる姿すら見られない。
澄んだ場所、濁った場所、影、日向、浅場、深場・・・・ありとあらゆる場所を3時間ほど掛けて探っていったけど結局一匹も追加できませんでした。

「釣れもしないのに正規の料金なんか取れない」というのがタムラさん流。
私はルアーを投げているだけで幸せなので正規の料金を払おうと思ったのに受け取ってくれませんでした。

タムラさん、私の腕が悪いばかりに赤字出船になってしまって申し訳ありません。
次回はがっちり釣って正規の料金をお支払いいたします。

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