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2004年12月12日 アクアテラリウムの作り方
網の防水加工の為に付けたシリコンもしっかり乾き作業再開です。

底面ろ過システムが出来ましたので次は底床の選択ですね。
「底床かぁ、何を使おうか」
悩みどころですね。でもそれが楽しいんですよね。

ネイチャーアクアリウムのように水草で底床が隠れてしまうなら、型崩れせず持ちの良い大磯辺りになるのでしょうが、アクアテラとなると露出した底床も「池の底」らしい演出が欲しいところ。と、なると市販のソイルを買う必要がありそうですね。

でも、そのまえにこれ。以前、処分価格で大安売りしていた物を、思わす衝動買いしてしまった底床。買っては見たものの使い道がなく押し入れの奥でほこりをかぶっていました。まさに衝動買いでした(笑)。

どうも処分価格という文字に弱くて・・・・。
いつも行くアクアショップの入り口には、毎回違った目玉商品が並んでいるんです。新製品とか特価品だとそれほど気にはならないんですけど、たまに箱がつぶれていたり、汚れているような処分品が出ていると、後先考えずつい手が出てしまいます。

いえいえ、買うときはちゃんと考えているんですよ。「これを使ってこんな物を作ろう」とか「これがあればこんな風になるぞ」とかね。でも、実際買ってしまうとそんな甘い考えが現実になることはなく、乙女が描く新婚生活や地方自治体が描く村おこしの類になってしまいます(笑)。

買い置きしてあったのは1箱2kg。これじゃ全然足りないけど、底の方のかさ上げくらいにはなるでしょう。

ブロックの横穴にマットを詰めて底床が流れ込まないようにしたあと、くるっと一周底床を流し込みました。

これでほとんど1箱使い切ってしまいました。
もはや手元に底床は無し。と、なれば買出しですね。

さて、どんなソイルを買いましょうか。
底面ろ過ですので多少粒が大きい方がいいですね。出来れば崩れにくいものがよいですが、色合いも重視したいですね。

あれこれ考えながら購入したのがこれ。
ADAの「AMAZONIA」

ADAのソイルの中では比較的崩れやすく扱いが難しい部類に入りますが、やはりその色合いがなんとも魅力的。

多数派を占める黄土色のソイルだと、どうしても明るすぎて底床だけが浮いてしまうんですよね。

でも、この「AMAZONIA」の色を見てください。黒に近いこげ茶色。普段良く見かける池の底の泥の色みたいでレイアウトがとても自然な感じに仕上がりそうです。それにぬれた流木の色とも良くなじんでしっくりいきそうです。

さて、問題は発泡スチロールのブロックの浮力。こいつを何とかしないといけないですね。

いろいろ考えたのですが、ここは一番単純で原始的だけど効果のある「重石」を使うことにしました。読んで字のごとく重い石です(笑)。

アクアリウムのレイアウト用に貯め込んだ数ある石のコレクションから平たくて重そうな石をセレクトし「重石」として使うことにしました。

本当はレイアウトの真中に置いてその姿を愛でて楽しむためのコレクションなのに・・・。
ごめんね、重石代わりに使ってしまって。しかも底床に埋もれてその存在すら忘れ去られてしまう事でしょう。

でも、水槽をリセットしたとき、取り出した底床の中から生還した君たちの雄姿は紛れも無く英雄そのもの。日の当たらないところで重要な責務をしっかり果たした君たちの功績は石の世界で伝説として語り継がれる事でしょう(笑)。

石を均等に配置し、その周りに少し余っていたプラントサンドを敷き、そして最後に本日買ってきたAMAZONIAを流し込みました。
とりあえず、底に敷いたアミが隠れる程度。

このあと?
う〜ん、まだ何も考えてません(^_^;)

やはり、石をすべて埋めてしまうのはもったいない気がする。かといって石をうまく利用したレイアウトなんていきなり考え付かない。で、出した結論が「しばらく考えよ〜」というもの(笑)。

今日の作業はここまでとします。しばらくこの状態を眺めていれば良い案が浮かぶかもしれません。土台のような状態の水槽を眺め、出来上がりのレイアウトをあれこれ想像するのも楽しそうですしね。

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