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2006年5月15日 生命保険契約
今回はいろいろ勉強させていただきましたが、一言でまとめれば「無知は損」ということ。
今こうやって調べ上げたことを、もし20代前半の初めて保険に入る時にやっていたら、いったいどれくらいのお金を節約できたでしょう。

しかし今回の大幅な見直しによって、私の保険は理想に近づき、保険料も据え置くことが出来ました。

保険の見直し結果
生命保険
死亡保障
死亡時2850万円
今回の更新で
大幅値上げ
解約
死亡保障
死亡時150万円
更新無し、逆ザヤ
入院保障
入院5日目から
5,000円
今回の更新で
大幅値上げ
解約
養老保険
積立
60歳時に500万円
更新無し、逆ザヤ
入院保障
入院5日目から
5,000円
今回の更新で
大幅値上げ
解約
新規加入
医療保険
入院保障
入院初日から
10,000円
更新無しタイプ

見直しのポイントはなんと言っても2850万円の死亡保障。
経営者用の大型死亡保険に入っておりますので、この部分はカットしました。

そして二つに分かれていた入院保障も1つにまとめました。保険請求時、病院側に保険会社に提出する資料を書いてもらうのですが、これが確か1万円近くもするため、入院保障を二つに分けると請求費用がかさみます。

終身保険に入ってしばらくたってから入院保障をもう少し手厚くしたいと思い、保険会社に入院日額の増額を依頼したのですが、増額は出来ないといわれ、仕方なくもう1つ保険を増やしたため、入院保障が二つに分かれる結果となっていました。これを1つにまとめ、さらに当時は入院5日目からしか出ない保障も、1日目から出るようになりました。

これで保険料は月約2万円。高齢時の更新にもかかわらず料金を据え置く事が出来ました。
そのまま更新するより月約5,000円も安くなったのは、やはり2850万円の死亡保障が抜けたから。保険の外交員も、毎月の保険料が減額になるにもかかわらず、この見直しに賛同してくれたのは保険料が原価割れの2850万円分の死亡保障が無くなったからでしょう。

一番最初に問題としておりました配当金の疑惑も解消いたしました。
保険の外交員は「配当の見込みはまったく無い」といっておりましたが、何度もだまされかけている私はそれを信用できないでいました。

しかし、つい最近、保険会社の業績が回復したため配当を再開するというニュースが流れました。が、配当を始めるのは保険料率が高い最近の保険に対してのみとの事。
逆ザヤといわれる私の保険に配当が行われるようになるには、バブルの再来が必要ということがはっきりしました。

しかし、配当の見込みが無いと確認できたため、今回の大幅な見直しに踏み切れたわけです。もし、確認できなかったら一生ありえない配当を夢見て、無駄な保険料を払い続ける結果になったわけですから、よかったというべきなのでしょう。

最後に、もし私が今、新社会人となり、初めて保険に入るとしたら・・・・という設定で保険を選んで見ました。初めて保険に入ろうと思っている新社会人の方は参考にしてみてください。

医療保険
入院時日額10,000円
一生涯値上げの無いもの
出来れば老後は安くなるもの
生命保険
死亡時に300万円
10年程度の定期更新型
養老保険
60歳時に払込終了
500万円
定期積立型

保険は用途に分けて3つに分けます。

まずは医療保険。入院日額は10,000円で、これは年齢にかかわらず変わりませんので、将来にわたって見直しの必要がありません。生涯値上げの無いもの、できれば老後は安くなるものを選びます。

死亡保障はその時々によって変化しますので、更新型を選びます。
独身のときは葬儀代の300万円くらい。そして結婚した時、子供が生まれた時などに見直します。

更新型では無く終身型にすると、将来割高になる保険料を若いうちに払い込むことになるので、若い頃の料金が高くなります。割高な保険料を払わされているのに、見直しで中途解約すると損をする事になります。

そして、養老保険。これは銀行の定期預金と同じようなもので、60歳時に500万円貯まるよう、毎月コツコツ支払っていくものです。
定年退職後、歳をとり保険料が高騰した生命保険に入っているのは経済的に難しくなると思われます。しかし、死亡時の葬儀代くらいは自分で出したいという考えからこの保険に入ります。

60歳になれば500万円の養老保険が満期になりますので、以後、葬儀代としての生命保険に加入する必要がありません。しかも、満期となった500万円は使わずに預けておくことによりさらに増やすことが出来ますので、長生きすればするほど子や孫に残すお金が増えます。

銀行の定期預金でも良いのですが、医療保険と養老保険がセットになったものもありますので、それを選べば多少はお得になるようです。

以上、私の生命保険更新のドキュメントでした。

おしまい



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