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2003年12月20日 郵便振替
最近良くインターネットで買い物をします。
別に出歩くのが嫌いなわけじゃないんですけどね。
 
例えば都心の巨大な本屋さんでないと手に入らないような専門書だとか、地方のお店でしか食べられない特産品だとか。
探してもなかなか見つからないものや、遠くに出かけないと手に入らないものなんかを取り寄せてます。
 
インターネットで自宅にいながら簡単に注文できるのはとっても便利なんだけど、なかなか便利にならないのが支払い。
大きなネットショップならカード払いができたり、インターネットバンクが利用できて、パソコンの前に座りながら支払いが終了になるんですけど、地方のお店が全国発送している特産品なんかは、どうしても郵便局の振り替えがメインになってしまうんですよね。
 
ですから、私もインターネットで買いものをするようになって初めて郵便口座を作りました。
ただ単に送金するための口座。
インターネットショッピングだとカードとかネットバンクみたいな最先端のイメージがありますが、まさか郵便口座を開くことになるとは(笑)。
 
で、先日もカードやネットバンクで支払いができないネットショップで、ちょっとした買い物をして4000円ほど振り込みに郵便局へ。
 
郵便局は自転車で3分ほどなんだけど、北風が強くてとっても寒く、やっぱつらい。
例えばイーバンクなら口座維持費もかからないし、イーバンク同士の振替なら振替手数料も0円。
お店は負担0円。お客さんはパソコンで送金できるので郵便局まで行かなくていい。しかも振替手数料(郵便局なら100円くらい)が0円になる。
 
「全国の有機農法の農家のみなさん、ちょっとは考えてみてよね〜!」
ここで言っても届かないか(笑)。
でも、この寒空の中、郵便局への道は険しい。
 
郵便局に到着しATMに並ぶ。並んでいるのは私だけ、すぐに順番が回ってくるでしょう。
凍える手で通帳を開く
「残金5000円・・・?」
おかしいな〜?
ただ振り込むだけの通帳。必要な額をその場で預金して、その場で送金して、余ったお金はその場で下ろしているから・・・残金は小銭程度のはずなんだけど・・・・?
「10000円預けて、5000円送金して、引き出すのを忘れたんでしょう 」

私の番が回ってきました。
今回は4000円の送金だから今ある預金で十分。
通帳を挿入して画面の「送金」を選択。
 
「しばらくお待ちください」という音声。振込先の口座のメモをポケットから出して次の操作に備える。
画面が変わり音声案内に沿って振込先の記号と番号を入れる。
さらに送金金額をいれて操作は終わり。
 
最後に今まで入力した情報と送金相手の名前が表示される。
名前も金額もOK!。
「よろしいですか」に「はい」と答えて操作終了。
 
ATMは「しばらくお待ちください」と言って送金手続きへ。
私は持ってきたメモを丸めてゴミ箱に入れ、財布がポケットに入っているのを確認し、忘れ物が無いかあたりをチェック。
 
しばらくしてATMが聞きなれない言葉を発した。
「画面の案内を御確認ください」
???なんかいつもと違う。覚えているわけではないけど・・・なんか違う。
「ありがとうございました」とか「通帳をお取りください」とかそういったたぐいの言葉だったはず。
 
すぐに画面を確認すると
「残金が足りません・・・・・」
ATMが気を利かして、音声ではなく画面で案内している(笑)。
文字なんだけど、小声でそっとささやかれたような気分。変な汗がジワリ。
 
「うっ、やべっ!」
なんかむちゃくちゃ恥ずかしいぞ!。どうしてだ。どーなっているんだ!。
誰も見ていないし気がついていない。とりあえずこの画面の恥ずかしい文字を消そう。
あせったけど、通帳と利用明細を取り出すと画面の文字は勝手に消えた。
 
ふ〜、一安心。
 
う〜ん、さすがにATMは「残金が足りません」と音声で言わないみたいね。
コントの中だけの出来事で良かった(笑)。
 
気を取り直してもう一度通帳の残金を確認してみるとやっぱり5000円。
「チッ、どうなっているんだ!」
舌打ちして、いまいましげに小声で叫ぶと、後ろに並んでいる人にまで聞こえちゃったみたい。
 
「どうかいたしましたか?」
おせっかいなおばさん?。いえいえ、若い女性の声。
「なんで若い女性が・・・・」
振り向き際にいろいろ考えたけど理解できず。しかし振り返った時その答えが出ました。
なんと郵便局の職員さん。ナットク!。
 
「送金しようと思ったんですけど、残金がありませんって・・・」
ちょっと・・・というより、かなり恥ずかしいけど事実を伝えて通帳を渡す。
出来れば財布の中身も見せて「現金はたくさんあるんですよ〜」とも言いたかった(笑)。
さらに、郵便貯金が無い理由も説明したかった(爆)
 
「この通帳は終わってますね」
と、5000円と書かれた行が最後の行で、次のページがまったく違う書式になっていることを見せてくれた。
なるほど、通帳の記入欄が無いだけで、5000円が最終の状態ではないってことね。
職員さんはすぐに新しい通帳の発行手続きに入ってくれました、ありがとうございます。
 
さてさて、新しい通帳が出来て残金を見てみると数百円。
「やっぱしっかり引き落としていたのね」
 
しかしここで重大なミスに気付いた、なんと振込先を書いたメモを捨ててしまっていた!。
ゴミ箱を見ると、利用明細を捨てるゴミ箱だけあってしっかりカギがかかっている。
あのカギは開くのだろうか?。通帳を作ってくださった女性職員に事情を説明すると、
カギをあけてゴミ箱を出してくれました。
 
出てきたゴミ箱を二人でしゃがんで覗き込む。回りの視線がめちゃくちゃ気になる。
年末近くでいつもより混んでいる。その人たちが確実に私たちを見ている。
やっぱ恥ずかしいぞ!。
 
ゴミはほとんど底のほうにしか入っておらず、すぐに私のメモを発見。
「あっ、これです!」
小さく叫んで手を突っ込もうとしたらでっかい声で「だめです!」って怒鳴られた。
「ヒッ!」
私もビックリしたけど、回りのお客さんもビックリ。
すると職員さんは、今度は小声で
「他のお客さんの個人情報もありますので私がお取りいたします」だって。
なるほど・・・でも、他のお客さんにも聞こえる声で説明してもらわないと困るんです。
だって、近所の郵便局でしょ、私の知り合いがいるかもしれないじゃないですか。
よしだっちはゴミ箱をあさっていて「だめです!」って怒鳴られていた、なんてうわさが広がると・・・・(笑)。
 
職員さんはメモを拾って、メモに書かれている内容と、私が説明した内容と同じであることを確認して、やっと私に渡してくれました。
私も大変でしたけど、職員さんにも大変御迷惑をおかけしてすみませんでした。
また、いろいろと御親切にありがとうございました。
 
最後に全国のネットショップの皆さん。カード決済やネットバンクを使わずに郵便振替にすると、お客さんはこ〜んなに恥ずかしい思いをすることになるんですよ。ちょっとは考えてみてよね〜!(笑)。
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