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2008年8月15日 FLASH作成ソフト 「かんたんWebアニメーション」
何か良い方法はないかと、いつも考えていたんですよね、ホームページ上で「動き」を表現する方法。

動画を使って表現すれば良いのですが、動画というのはめちゃくちゃファイル容量が大きい。
ほんの数秒の、小さくて粗い画像でも、5MB、10MBは当たり前。今まで7年間蓄積して来たこのホームページの全容量が100MBしかない事を考えると、動画ファイルがいかに巨大か分って頂けると思います。

しかもこのホームページスペースは300MB。あと200MBで容量オーバーになってしまいます。この先の事を考えると、とても動画などアップする余裕はありません。

ですので、「Java」というプログラムを使い、連続写真という方法で動きを表現して来たのですが、このJavaというプログラム、とても重くて表示されるまでに時間がかかるだけでなく、見る事さえ出来ないパソコンも多数存在するようで、あまり良いプログラムとは言えないようです。


画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ
他にもポインターを乗せると画像が変わる「ロールオーバー」という手法も使っているのですが、こちらは変化前と変化後の2枚の写真しか使えず、連続した動きを表現する事はとても出来ません。

「Javaやロールオーバーに代わる、何か良いソフトはないものか・・・・」

とりあえず、私が今使っているホームページ作成ソフトに、「Digital Animator」と言うアニメーションの作成ソフトが付属していたので、そいつを使って連続写真の再生が出来ないか、試して見る事に。

1コマ1コマ静止画を並べて動画を作成するのがアニメーションですので、コマを写真に置き換えれば、連続写真の再生が出来るかも・・・という安易な発想です。

使っているのは「GIF」というプログラム。JPEGの写真が取り込めるかどうか不安でしたが、
ウィザードを使用して連続写真を一括指定して取り込むと、あとは表示時間を指定しただけで、あっという間に静止画から動画が出来てしまいました。「こんなに簡単に出来ちゃって良いの?」と、拍子抜けしてしまうほどの簡単さ。

しかし、出来上がった動画をファイル出力し、そのファイルをホームページにアップしようとした時、とんでもない落とし穴が待っていました。

元の画像ファイルの合計容量が500KBもないのに、出来上がったGIFアニメーション画像はなんと4MB。これじゃあ、容量節約のために、わざわざ連続写真を使っている意味がありません。

作成方法は、これ以上無駄の省きようがないと言えるほど簡単だっただけに、とても残念ですが、容量節約が第一の目的ですので、GIFは諦めるしかありません。

気を取り直して一から調べ直してみると、現在、動画の主流となっているのは「FLASH」というプログラムだと言う事が分ってきました。

「FLASH」

名前だけは聞いた事があります。動画のあるホームページでは「FLASH」が良く使われている事も知っています。でも、私のような素人にも扱えるようなものなのでしょうか。

とても無理だとは思いましたが、とりあえずフリーのFLASH作成ソフトがありましたので、そいつをダウンロードしていろいろいじくってみると、これが結構簡単。画像に与える動作を選択するといった単純作業の繰り返しで、簡単にFLASHアニメーションが出来てしまいます。
案ずるより産むが易しとはまさにこの事。

さっそく、今回の目的である連続写真を使った動画を作成しようとしたのですが、どういう訳か、写真を使おうとすると動画ではなくスライドショーになってしまいます。動画のように0.5秒ほどで次の画像に移って欲しいのに、スライドショーでは次の画像に移るのに最低でも5秒ほど。とても動画とは言えません。

他のフリーソフトも試してみましたが、私が求めている機能を有したソフトを見付ける事は出来ませんでした。無料ソフトは諦め、有料ソフトの無料体験版もダウンロードして調べていると、やっと理想のFLASH作成ソフトに出会う事が出来ました。

かんたん Web アニメーション

無料体験版のダウンロードはこちらから。

有料というだけあって、いろいろな機能がついています。
画像を回転させたり、移動させたりといった動作を与えるだけでなく、「ポインタが来た時に・・・」といった条件を付与する事により、タブを使ったメニューなども簡単に作成する事が出来ます・・・って、テンプレートにあるだけで、まだそこまで使いこなせていませんが(^^ゞ

さて、本命の連続写真の方はと言いますと、一度に取り込める画像は10枚という制約がありますので、20枚、30枚といった連続写真を取り込むには2回、3回に分けて取り込まなくてはならないのがちょっと面倒。

取り込んだ後は、表示時間を一括変更。
表示時間を短くすれば動画に、長くすればスライドショーにと、細かく、幅広く設定が可能です。

表示するタイミングも一括で変更してくれるとありがたいのですが、こちらはマウスで1個ずつ、ずらして行く必要があります。

ホームページに表示させるのも少し面倒で、まず「パブシッリュ」とか言うボタンを押す事により出力された3つのファイルをホームページスペースにアップ。そして「HTMLソース」というボタンでタグを表示させ、そのタグをホームページの表示させたい場所に貼り付けます(出来上がった動画はこちら)。

GIFのように「連続写真を取り込み設定を変えて出力、そいつをコピペ」で終わってしまうほど簡単ではありませんが、元の静止画ファイルが500KBに対し、出来上がった動画ファイルが700KBですので、ファイル容量の節約といった意味では、十分満足の行く結果となりました。

Javaのように「表示されない」といった苦情も減ると思われますし、何より軽くて表示されるまでに時間がかからないというのが良いですよね。

アニメーションを表示させるタイミングや条件など、かなり幅広く設定できるようですので、これから使い込んでいけば、いろいろと面白い動きが出来そうです。

こういうのをいじくるのって、結構好きなんですよね(^^ゞ

トップのページなどを、FLASHを使用した動きのあるものに変更しようとまでは思っていませんが、これから作るページやサブのページなどには、技巧に走った変なFLASH動画が表示されるようになるかも(^^ゞ
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