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初心者向け

オオクワガタの飼い方

基本編
初心者向けのオオクワガタの飼い方を、簡単にまとめてみました。あくまでも基本となる飼い方ですので、このページを参考に、大型や良型のオオクワガタの育成を目指し、自分なりのオオクワガタの飼い方を確立していってください。
 オオクワガタの飼い方
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テラリウムを使った
オオクワガタの飼い方もあります。




頭数が増えると
飼育スペースの確保が大変




オオクワガタ用のペアリングセット
交尾は比較的簡単に観察できます




メスとオスがV字になって
交尾をします




産卵木をマットで埋め、
エサ皿を置き、樹皮を敷いた様子




産卵の終わった産卵木
期待に胸が膨らみます




幼虫をつぶしてしまわぬよう
慎重に割り出しです




割り出したばかりの幼虫たち
20頭から40頭ほど割り出せます




交換時期の来たプリンカップ
早めの交換が大型への近道?




蛹化が始まりました
蛹化には沢山の労力を必要とします




羽化途中のオオクワガタ
とてもきれいで感動的です




羽化終了直後のオオクワガタ
まだ外骨格が柔らかい





オオクワガタの販売について

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オオクワガタ飼い方 基本編
オオクワガタの飼い方、まずは成虫から。

ホームセンターやネットショップなどで購入すると、まだまだ高価な場合が多いため、生き物のオークションサイトであるビッダーズを利用し、先輩ブリーダーの余品を購入すると比較的安く入手できます。

飼育頭数があっという間に増えてしまうのがオオクワガタの飼育ですので、飼育ケースは最初からコンパクトなものをお勧めします。たくさん重ねて積み上げられるような構造の物を選びましょう。

一昔前までは100円ショップのケースが主流でしたが、最近はオオクワガタ専用のケースがクワガタショップなどで販売しております。

ネットで大量購入すれば1つ150円程度で手に入ります。大きさは10cm角もあれば十分です。

中には湿らせたマット を2cm程度敷き、エサ皿をセットします。写真はゼリーを2つセットできるものですが、1つのもので十分です。

マットは潜るだけでなく保湿の役割も果たします。マットが乾かぬよう、常に水分補給に気をつけてください。

また夏の間、保湿されたマットはどんどん分解が進み、黒く変色し最後は土へと返ってしまいます。

マットが土になってしまうと、オオクワガタが潜りにくいだけでなく、保湿力が強くなりすぎて、こぼしたゼリーでびちゃびちゃになってしまう事が多々あります。

土になってしまったマットは、新しいマットと交換するようにしましょう。

最近はフロッピーディスクが姿を消してしまったため、フロッピー10がなかなか手に入らなくなってしまいました。クワガタ飼育専門用品としては、コバエが入らずサイズもちょうど良い「コバエシャッター(タイニー) 」がお勧めです。

成虫は気温が20度くらいになると活動を開始します。
暖かい室内だと4月くらいから活動を始めてしまい、寿命を減らすことになりますので、春先は日の当たらない屋外で保管すると良いと思います。

オオクワガタは、日の当たらない屋外だと、だいたい5月の連休辺りで冬眠から目覚めます。ゼリーをたくさん与え、産卵に備えてください。
一ヶ月ほどゼリーを与え、十分栄養を蓄えたら産卵の準備です。

6月、プラスチックケース(小) にマットを敷き、その中にエサ皿を入れて、オオクワガタのペアを入れます。

コバエが気になる方は「コバエシャッター(小) 」がお勧めです。

エサ皿 は交尾をする場所にもなりますので、少し大きめの安定したものが良いでしょう。

一週間ほどオスとメスを同居させたあとオスを取り出し、メスだけで単独飼育します。メスは産卵を始めるとほとんどエサを食べないので、ここで誰にも邪魔させずに十分栄養をとらせることが重要になります。

6月中旬、メスを産卵セットに移します。産卵セットによって産卵数が左右されます。自分なりの工夫をしてみてください。

太くて柔らかい産卵木プラスチックケース(中) に縦に入れる産卵セットが一番効率が良いと思います。

産卵木はマットで埋め、エサ皿と転倒死防止用の樹皮を並べます。

7月中旬までの1ヶ月間メスに産卵させた後、メスは別のケースに取り出します。卵の扱いは難しく死亡率が非常に高いため、全ての卵が孵化するまで1ヶ月間産卵セットを寝かせておきます。加湿をお忘れなく。

メスを取り出してから1か月後の8月中旬、割り出しを行います。

産卵木を取り出し、幼虫をつぶさないようにナタなどで産卵木を割っていくと、だいたい30頭くらいの幼虫が取り出せると思います。

オオクワガタの飼い方も幼虫編へと移ります。

大型を狙うならやはり菌糸ビン飼育です。最近は菌床ブロック もかなり安くなり、ガラスビンを購入して菌糸ビンを自分で作れば、それほど高価なものではなくなりました。

容器はメジャーなところで、プリンカップ(左)、ハチミツ600(中央)、ハチミツ1000(右)があります。

割り出し直後はプリンカップへ、その後、成長に合わせて菌糸ビンを大きくしていきます。幼虫の体重12グラムくらいを境にハチミツ600とハチミツ1000を使い分けると良いと思います。

白い部分が半分から1/3程度になったら菌糸ビンの交換です。

白い部分が残っていても菌床が痛んでしまわないよう、2ヶ月くらいを目安に交換してあげると良いと思います。

メスはハチミツ600を2本ほど、オスはハチミツ600を1本とハチミツ1000を2本ほど食いあげると成虫になる準備を開始します。


オオクワガタの幼虫は蛹(さなぎ)になるための蛹室(ようしつ)を作り、その中で蛹になります。

蛹はやがて、足や頭部が黒ずんでくると羽化が始まります。

羽化後、赤茶色をしていた体も一週間ほどでオオクワガタ本来の色になります。

しかし、まだ体が固まっていないため、上手に動くことが出来ません。羽化後1ヶ月程度は蛹室の中でそっとしておきましょう。

蛹室の中で成虫は良く寝返りをします。仰向けになって足を伸ばし死んでしまいそうなポーズを取ることもありますが、そのまま放っておいて大丈夫です。

羽化から1ヵ月後、掘り出して成虫飼育用のケースに移します。
ゼリーを食べるようになるには、さらに1,2ヶ月を必要としますが、保湿の意味も含め、念のためゼリーを入れておいたほうが良いでしょう。

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