HOME > オオクワガタ > オオクワガタ飼育 > 08年度オオクワガタ飼育日記

前へ 次へ 
2008年 8月24日 30gの幼虫を目指し
いや〜、忙しいです。何しろ忙しいです。
食べ盛りのイモリの子供たちの世話。そして、その子供たちのエサとなるミジンコの世話。
菌糸ビンも作らなくちゃならないし、仕事も充実しているし。分刻みのスケジュールで、暇と言える時間がまったくない程の忙しさ。ゆっくりオリンピックを楽しむなんて夢のまた夢(^_^;)

今日も朝7時から起きて菌糸ビンを仕込み、その後、お楽しみの菌糸ビン交換をしました。

今日はとても涼しくて助かりました。

幼虫の事を考えると、冷房が効いた部屋なんかでは、菌糸ビン交換できませんからね。
30℃を超える蒸し風呂のような部屋の中で、ボタボタ汗を流し、脱水症状と戦っていた先週までのビン交換が嘘みたい。力の要る菌糸ビンの仕込み作業でさえ、汗ひとつかきませんでした。

このまま秋になってくれればとても助かりますねぇ。

さて、今回は遅れていたメスのビンを中心に交換しました。

まだ成長の余地のあるオスと違い、メスの場合は1本目で、ある程度羽化サイズが予想できますので、今後のオスの成長を占う意味で、とても重要なデータになる事は間違いありません。
期待と不安に押しつぶされそうになりながら、作業開始です。

1本目

う、う〜ん・・・・

なんとも微妙な体重。

ハチミツ600、1本で、24gを超えるオスが出ていますので、エサが足りないとか、ビンが小さいと言った問題はないと思います。たぶん彼女の成長の限界点が、この辺にあるのだと思います。

この体重だと羽化しても40mm後半と言った所。とても50mmを超えられる体重ではありません。となると、同じ遺伝子を持つオスも70mm後半辺りが限界で、とても80mmを超えられそうにはないと言う事。

やはり、高温で成長が早かっただけと言う事なのでしょうか。24gを超えたオスもいましたが、あの大きさが限界で、これから先の成長は望めないと言う事なのでしょうか。

そんな事を考えながらも、メスの菌糸ビン交換は続きます。

12.8g、13.2g、12.4g・・・・

13g前後の幼虫がコンスタントに掘り出されます。一番小さな幼虫でも12.2g。

菌床が多く食べられているビンを選んで交換していると言う事を差し引いても、これはかなり良い成績と、喜ぶべき数値ですよね。思いのほかオスの成績が良かっただけに、ちょっと期待しすぎてしまっていたようです(^^ゞ

今回交換したメスの中で最大だったのがこいつ。

この幼虫を含め、14gを超えた幼虫が3頭もいました。

今回ビンを交換したメスは全部で12頭。そのうちの3頭が14gを超えているんですから、今後の幼虫に期待が持てます。

菌床があまり食べられておらず「メスかなぁ」なんて思っていたら、急激に菌床を食いつぶし、いきなり巨大なオスがガラス面に現れる、なんて事が良くあります。

先週見た時は、こんな状態ではなかったんですよ。
でも今週になったら、もう手遅れ状態。

この時期の幼虫の成長スピードには、目を見張るものがあります。

今回、ビンを交換したオスは全部で5頭。

19.8gと23.8gと・・・

こいつと、
こいつ。

そして・・・・

こいつ!

どっひゃ〜〜〜〜!。

ハチミツ600、1本ですよ!。
たった1本で、どうしてこんな大きさに!!。

何かの間違いだろうと思い、体重計をリセットしてもう一度計測してみましたが、やはり変わらず28g。24gの幼虫はポコポコと出ています。でも25gや26gといった幼虫は、まったく出ていなかったので、ハチミツ600、1本では24gが限界だろうと思っていたのですが、27gさえも飛び越えて、いきなり28gとは・・・・・いったい何がどうなっているんだか。

あまり欲を出すと良い事がないので、28gもあるんですから、もうこれ以上の成長は期待せず、このまま無事羽化してくれればそれで満足・・・・と言いたいところなのですが、やはり大台の30g、そして夢の80mm・・・・期待しちゃいますねぇ(^_^;)


 前へ   このページの先頭へ   次へ

HOME > オオクワガタ > オオクワガタ飼育 > オオクワガタ飼育日記