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ティポイント
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今90cm水槽にてアクアテリウムを始めようと思っています。カーディナルテトラやアカヒレ等の小魚も適度に入れようと思っています。さて、そこでなのですが、ティポイントというものの使用方法やろ過性能がよく解りません。いくつか質問させて下さい。

★1
流水表現をやりたいと考えていますが、ティポイントって「ハッキリ言って底部フィルターですか?」。底部のものってすぐ汚れが底に溜まって掃除頻度が高く、しかも水槽の中のものを全部外へ出さないと掃除出来ないんですよね?例えば、せっかく植物が根を張り、ジャングルの如く生い茂ったものを全部出すのって大変ではないですか?

★2
ティポイントというものは、熱帯魚を普通に飼うにあたり、ろ過性能は良いのでしょうか?維持管理や外部式の方が便利ではないですか?

★3
ティポイントというものを知らなかったので、僕はエーハイム等の外部フィルターを買ってアクアテリウムをやろうと思っておりました。流水もフィルターからくるチューブの排水の方を流木の上に乗せれば出来るかなと思っていたのですが、無理でしょうか?

★4
仮にティポイントを使用する場合、滝も作ろうとすると、別に組み上げポンプも使用するという事が書いてありましたが、ティポイントと汲み上げポンプ2つ同時に使用してると、電気代がかなりの額にはならないでしょうか?

★5
外部フィルターではアクアテリウムは出来ないのでしょうか?
★1
底面フィルタの場合、詰まったら終わり、フィルタの停止かリセットになります。詰まるまでの期間は底床によります。マットの上にソイルを敷くようなやり方ですとすぐに詰まります。逆に粗めの大磯などを敷くとほとんど詰まる事はありません。

★2
ろ過は底床の種類によります。細かい底床をたくさん敷けば、ろ過能力は高まりますが詰まるのは早いです。粗い底床を少ししか敷かないと、ろ過能力は低いですが詰まるのは遅いです。当然維持管理の利便性も底床によります。

★3
ティポイントには排水管を何本にも分岐できるような器具が付いていますので、簡単に水槽全体に配管する事ができます。外部フィルタを使用する場合は、フィルタの排水を90センチ水槽全体にいきわたらせるための工夫が必要になります。

うまく流用できる器具やそれなりのアイデアがあるようでしたら可能だと思います。また、コケなどはあまり植えず、排水を陸地全体にいきわたらせる必要がないのでしたら特に問題ないと思います。

★4
電気代につきましては良く分かりませんが、ティポイントのモーターは7W。40Wの蛍光灯の1/6程度の電気代です。高いか安いかは電気代の明細でワット当りの単価を調べてご判断ください。

★5
まず水位の問題があります。水位が外部フィルターより高くないと使えません。水槽を高い場所に置くようでしたら問題ないと思います。また水深が15センチ以下では使用が難しいです。水深20センチ以上のアクアテラをお考えなら特に問題ないです。

次に陸地への水の供給の問題です。陸地全体にコケなどを植えるには陸地全体に水を供給する必要があります。ティポイントは陸地全体に水を供給するために考えられたものですので、これを使用すれば陸地全体に水を供給する事は容易です。専用の器具が売られているという事は専用の器具以外ではそれなりに工夫が必要という事になります。

外部フィルターでは水槽全体に水をいきわたらせるアイデアが必要になりますし、流量が多すぎてコケを洗い流してしまう恐れもあります。それらを克服するか、または外部フィルタに合ったレイアウトを考える必要があると思います。

ティポイントならどんなアクアテラのレイアウトにも対応できます。外部フィルターですとレイアウトにそれなりの制約を受けます。水槽レイアウトを外部フィルターに合ったものにすれば、外部フィルターを使用してもなんら問題ないと思います。

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