HOME > その他 > 徒然コラム

ロンブー
前へ 次へ
2005年05月21日
なんでロンブーファン?。
う〜ん、そういわれても、なんでロンブーファンなのか深く考えたこと無いや。

まだ深夜で駆け出しの頃から見てたんだ。
昔は時間がいっぱいあったから、お笑い系の深夜番組はほとんどチェックしてた。
今でもそうだけど、ちょっと人気がある若手芸人だと、深夜の30分枠で番組もたせてもらえるんだよね、
わりと簡単に。
でも、すぐに終わっちゃう。ほとんどが半年、良くて一年。

でも、ロンブーは違ってた。
最初にもらった深夜の30分枠というチャンスを物にしたばかりか、その30分枠を45分枠にして、1時間枠にしてとうとうゴールデンに進出しちゃった。

普通深夜の番組がゴールデンに進出すると、深夜の枠は無くなってしまうんだよね。
でも、ロンブーはここでも違ってた。
たぶん番組内容を考えると、とてもじゃないけどゴールデンで通用するわけ無いと、スタッフ一同思ってたんじゃないかな。ゴールデンでポシャってもこの人気番組はなくしたくないという苦肉の策で、ウルトラCの深夜残しのゴールデン進出が実現したんだと思う。

ところがロンブーはスタッフ一同の心配をよそにゴールデンでそれなりの地位を築いた。

「ロンハー」は当初、日曜日に放送していた。
しかし、当時社会現象まで巻き起こしていた「ガチンコファイトバトル」に対抗する番組として
火曜21時に移動した。
でも火曜21時は「朝日放送」の制作枠。番組枠移動ではなく「テレビ朝日」と「朝日放送」の
制作枠移動というまたまたウルトラCを使っての移動だったんだ。

そして裏番組を打ち切りに追い込み、「子供に見せたくない番組」というレッテルを貼られながらも
少しずつ地盤を固めて行った。

「魔性の女」シリーズは大人気。関西では視聴率総合でトップ10に入ることも。
そして、去年の春から始まった「格付けしあう女たち」の人気コーナーを得て不動の地位を確立。
失敗した時に戻るために取って置いた深夜番組も晴れて後輩に譲る事に。

駆け出しの若手芸人の深夜枠が7年続いたのも異例なら、1時間枠に拡大したもの異例だそうです。
そういったサクセスストーリーをずっと見て来たから、面白い、面白く無いといった感情を抜きに
愛着のような気持ちで見ているのかも。

淳は誤解されがちだけど、ホントはいいやつだと思うよ。

食えない頃、淳の家に同居させてもらっていたという後輩芸人は沢山いるし、
いまでも、プライベートで活動するバンドに沢山の芸人仲間が加わっている。
吉本の最大派閥である山本軍団の山本も「俺がいなけりゃ淳派が最大派閥になる」と断言していたし、
実際、山本軍団内でも淳派が多数を占めているようです。

周りや先輩からは「生意気なやつ」と思われているけど、後輩からは慕われているんでしょうね。

芸風も注意してみていると生意気ではなく、とてもやさしさを感じます。
「つまらない」「客が引いた」「空気を読め」というような、後輩芸人を切って捨てて笑いを取るようなことはほとんどありません。
笑いの分からない素人相手に必死になって深夜番組を盛り上げてきた経験がそうさせるんでしょうね。
素人相手に「つまらない」なんて言ったらそれで話は終わりですから。

どんなつまらない事でも一生懸命広げようとがんばります。
どう考えても無理という、後輩芸人の場の空気を無視したギャグに飛び込んで、
一緒にヤケドしてしまうことも生放送ではよく見受けられます。
ちょっと苦笑いですけど、それはそれで淳の良いところ。

「がさ入れ」も不思議でしたね。
どう考えても出演した素人さんが放送を拒否すると思うのですが・・・・。
実際沖縄にまでロケに行って番組を収録したにもかかわらず、放送を拒否されたこともあったそうです。
「がさ入れ」にしても、他のドッキリ企画にしても「ロンブーだから」という理由で
放送拒否されなかったものもが少なからずあったのではないでしょうか。

例えば出川哲郎のプロポーズ番組も、出川を自宅に招いて説得する場面がありました。
スタッフも交えず、固定カメラ1台と二人だけで長時間しゃべっていました。
そして、説得した後は細かいところまで出川の要望を聞き入れて、親身になって企画立案する場面もありました。

青木さやかの特番企画は2回ありましたが、どちらも淳がプライベートで青木さやかと数人のスタッフを交えて
食事をするシーンがあります。青木さやか曰く、励まされて涙したこともあったそうです。

そういったプライベートでも交流があり、仕事の上でしっかり信頼関係が成り立っているからこそ
あの企画が出来たんでしょうね。まさにロンブーだからできる企画だと思います。

亮と淳のコンビも面白いですよ。ボケと突っ込みなんて関係ではありません。
すべては淳が仕切る。亮は要らないと思われがちですが、亮がいないと面白さ半減。
実際、淳が仕切って亮が回答者だったり、外にロケに行ったりということがたまに見かけられますが
やっぱイマイチ面白くないです。


「そこは怒っていいんじゃん」「そこは行かなぁ」「そこは突っ込むところでしょ」とフォローする振りして
相手に反応を即します。
素人相手に番組を作ってきた知恵ですね。

「そこは怒っていいんじゃん」といわれて梨花がほえる。
「そこは行かなぁ」といわれて紗理奈が噛み付く。
そうやって盛り上げて来たのが「格付けしあう女たち」。

それに、亮は相手の言葉に対してもちっちゃな声で突っ込んでいるんだよね、3連発くらいで。
それをヒントに淳が新しい話の展開を考え出すって事も良くあります。

亮の役目は・・・・お仲人さん?。

いろいろ語ってきましたけど、少しはロンブーの事、分かっていただけたでしょうか?。
なんとなく私がロンブーファンである事も分かっていただけたかな?。

今日はちょっと熱くなりすぎた(笑)。

前へ  次へ

HOME > その他 > 徒然コラム



シーバスアクアリウムオオクワガタカナヘビ


ルアーシーバス&アクアリウム