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イモリの幼生画像


〜アカハライモリの幼生画像集〜

ちょっと生意気な顔つきのアカハライモリの幼生を画像でご紹介。


生まれたばかりのイモリの幼生画像。
オタマジャクシよりずっとシャープな外観で、孵化直後から驚くほど素早く泳ぐ事ができます。


お腹のヨークサック(栄養が入っている袋)が邪魔をして、うまく立つ事ができないみたい・・・
と、思ったら、ほっぺたからバランサーと呼ばれる細い棒が出ていて、
ちょうど頬杖状態で均衡を保っています。


アカハライモリの幼生。
酸素を取り入れるために大きく張り出した外鰓(そとえら、がいさい)がとても印象的。
ほっぺたから出た小さなバランサーで水平を保っています。


外鰓は左右に3本ずつ、計6本。枝分かれしてライオンのタテガミみたい。
ほっぺたから、前足のようなバランサーが2本出ています。


手前が孵化直後のイモリの幼生。
奥がヨークサック(孵化後にお腹にある栄養が入った袋)だけで成長したイモリの幼生。

ヨークサックがなくなる頃に前足が生え、エサを食べ始めるようになります。

前足が生えると、用無しになったバランサーは、ポロリと取れてしまいます。
バランサーと前足が両方付いている、ちょっと貴重な写真です。


前足にはちゃんと指も生えていますが、
この段階では、這うどころか首を振る事さえ出来ません。

偶然、鼻先を通りかかったプランクトンをパクッと食べるだけ。
まさに運任せの人生です。


エサを食べだすと、成長が加速します。

前足は力強くなり、「這う」までは行きませんが、
エサに「にじり寄る」姿が見られるようになります。



画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ
首もしっかりと動かせるようになり、エサが鼻先に来るのを待っていた人生から、
口をエサに持って行ける人生へと変貌を遂げました。

上空を泳ぎ回るブラインシュリンプを、
物欲しげに、じっと見上げているお茶目な姿も見られるようになります。

画像にポインタを合わせてみよう。クリックしちゃダメだよ。


水草に付いた底生のミジンコを、物欲しげに見上げるイモリの幼生。

両腕を突っ張って、ここまで仰け反る事が出来るようになりました。


中層を泳ぐ浮遊性のミジンコは、とても捕まえる事が出来ません。

運良く目の前に潜って来てくれれば良いのですが、
そんな事などめったになく、ただただ、見上げるだけ。

見送った後、頭を下ろす仕草に、残念な気持ちが良く現れて、とてもかわいいです(笑)。






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