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2002年01月20日 ミジンコ採取
ここは、うちの近くにある公園の池です。
写真では分かりにくいですが、この池は右側にずっとつながって結構大きい池になっていて、休日になるとたくさんの人が放流されているフナやコイを釣って楽しんでいます。

手前は暖かい時期はアシの茂みになっていてザリガニやヤゴなどの絶好の隠れ家になっていますが、この時期は
アシも刈られ、水も少なく、ちょっとさびしげな感じ。

まー、水は汚れきっていてあまり生物の住みやすい環境とはいえませんが、今回、私が飼育しようとしている生物はこんなところにいます。

どこにいるでしょうか?。
池の中?。いいえ違います。実は足元。
こんな感じのところに隠れています。
腐りかけの葉っぱに、沈殿した泥、そしてもう少しで乾いてしまいそうなひたひたの水。

持ってきたのはバケツとちっちゃいスコップ。
バケツを持って公園の中を歩くのはちょっと恥ずかしかった(笑)。右手にバケツ、左手にスコップだもんね。みんないぶかしがっていたことでしょう。
カモフラージュ用に釣竿を持って来ればよかったって
かなり後悔しました(笑)。しかも、池のほとりに着いたらデジカメで地面の写真を撮り出すんだから、かなり近寄りがたい異色の人種に見られたに違いない。

でも、しゃがんで採取を始めるとちっちゃな子供がよってきました。
「なにとってるの?」って聞かれそうな雰囲気だったから場所移動しちゃった。
説明してもわからないだろうし、「ザリガニ」ってウソつくわけにもいかないし、迷った挙句の大人の行動(笑)。

「おじちゃんなにやってるの?じゃなくて、お兄ちゃんなにやってるの?だったら丁寧に教えてあげても良かったかな」なんて考えながらちょっと歩いて辺りを見回す。私に興味を持っている人は無し。採集開始。
表面のちょっとぬれた感じの泥のをかる〜くこする様に取って、バケツにペチャ。
場所を変えて、もう一度ペチャ。バケツには100ccほどの泥が採取できました。
取ってしまえばこんな所に長居は無用。
自転車すっ飛ばして帰宅の途に。

家に持って帰って採集した泥を水槽の中に溶かし込んでみるとこんな感じ。むちゃくちゃ濁ってしまいました。

水槽の水は、もちろんカルキ抜をしていますし、温度も20度に設定してあります。エアレーションも万全!。

この泥の粒子はかなり細かいらしく、簡単には濁りは取れませんでした。
下の写真で左側が1日経った写真。まだちょっと濁っていました。
そして右の写真が2日経った後の写真。やっと澄んだ水になりました。
なんとなく、飼ってみようって思っているものの正体が分かってきました?。もう、お分かりですね。そう、その生物です。誰も飼ってみようなんて思わないでしょ。
正解が分かっても掲示板に応募しないでくださいね、何の賞品も出ませんから(笑)。

「よしだっち、どこに行くんだ〜!」って叫び声が聞こえてきそうですけど、本人はいたって冷静ですし、正気を保っています。もちろん変な薬もやっていません(笑)。動機については次回にでも説明いたしますので、心配しないでくださいね!。次へ

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