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スーパー・アグリ・フォーミュラワン
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2005年11月02日
F1に新しいチームが参戦するかもしれない。その名は「スーパー・アグリ・フォーミュラワン」
元F1ドライバーの鈴木亜久里が代表を務めるチームだ。
エンジンはホンダ、タイヤはブリヂストン、そしてドライバーに佐藤琢磨を予定した、まさに「MADE IN JAPAN」といった様相のチームだ。

本拠地はもちろん東京。ファクトリーは、かつてF1に参戦し、亜久里がドライバーを務めたこともあるアロウズ(イギリス)の施設を利用するという。

F1を見る楽しみがひとつ増えたわけだからうれしい気持ちはあるものの、どちらかというと不安な気持ちのほうが大きい。

エンジンはホンダの物を使うというが、エンジンパワーによって勝敗が決まる時代はとうに去ってしまっている。肝心なシャーシは何も決まっていない。
シャーシを新たに開発するとなると莫大な資金が必要になる。ソフトバンクがメインスポンサーとのことだが、それだけでは足りないだろう。

コストセーブに役立つコンピュータシミュレーションや風洞実験にしても、過去のデータがなくては、まともな実験が出来るわけがない。それにどんなに設備が整ったとしても、それを使いこなす人材がゼロに等しい。

はたして来年の開幕戦のグリッドにつくことが出来るのだろうか。そしてまともに走ることが出来るのだろうか。ファンの期待だけが一人歩きする現状にとても不安を覚える。

しかし、F1に参加するチームがどんどん減少し、かつてF1に予選落ちのルールがあったことすら忘れ去られようとしている現在、新たなチームが参戦することは非常に喜ばしいことです。

とりあえず、新チーム結成おめでとうございます。 

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